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「女性の告白」知らない男に噴かされて・・・②

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波のように襲ってくる快感と共に腰が何度もびくびくと痙攣し
――そして、私は一気に脱力した。
「ぁ…はぁ…っ…はぁ…っ」
二人の男はにやにやと笑いながら、
ぐったりして浅い息をする私の姿を見つめている。
「あーあ、いっちゃったなあ、こいつ」
「電車の中で知らない男に指マンされていっちゃうなんて、
信じられない淫乱っすねえ」
「そうだな。でも…」
茶髪の男がふいに私の乳首をきゅっとつまんだ。
「あぁん…ッ!」
いったばかりで全身敏感になっているところに
強い刺激をくわえられて、私は反射的に甘い声を漏らしてしまう
「…まだまだ足んない、みたいだなあ?」
茶髪の男の色素の薄い瞳が、きらりと妖しく輝いた。


「ほら、代われよ。こいつに太いのぶちこんでやるから」
「早めに済ませてもらえるとありがたいっす…
俺もそろそろヤバいんで」
茶髪の男はまたさっきのように私の正面に回ると、
ジッパーを下ろして屹立したそれを掴み出した。
顔立ちは中性的といっていいような印象なのに、
それは対照的に生々しく血管が浮いてカリが高く張っている。
その対比のいやらしさに、
私の背筋をぞくぞくと震えが走った。
茶髪は私の足首を両手でぐっと掴むと、一気に大きく開かせる
茶髪のモノの張りつめた先端が、
私のクリトリスにぐっと押し当てられる。
「あ…やん…っ!」
茶髪は軽く腰を動かして、
モノの先でクリトリスをくにくにと嬲ってくる。
「はあぁ…っ!」
粘膜と粘膜がこすりあわされる刺激に、
私はそれだけでまた達してしまいそうだった。
…欲しい…。中に、熱い塊が、欲しくてたまらない――。


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「や…あ…あぁ……っ」
ぬちゃり、と先端が濡れそぼった入り口にあてがわれ、
ずぶ、ずぶ…とじらすようにゆっくりと挿入されていく。
十分すぎるほど潤っているそこは、
襞を肉棒にひくひくと絡みつかせながらそれを受け入れる。
もっと、奥…もっと…とばかりに、
私は喘ぎながら腰をゆらめかせる。
私に理性はほとんど残っていなかった。
この異常な状況に、痺れるような興奮を味わっていた。
「あ、んん…っ!」
ついに最奥までいっぱいに挿入され、私は嬌声をあげた。
「あー…すげ、まんこぬるぬるで…やばい…締まる…っ」
その声と同時に、男は思いきり腰を突き上げた。
「あ、ああぁ…ッ!」
激しい突き上げが繰り返される。何度も、何度も、深く、深。
高く張ったカリが中の一番いいところを何度もこすり、
粘膜から気が遠くなるような快感が沸き上がる。
気持ちがいい。何も考えられない。
頭が真っ白になるのを感じながら、
私は首を打ち振り腰を淫らに動かす。
「あ、あんっ、あっあっあっ…ああぁ…ッ!!」


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「いいっすねえ、気持ちよさそうで」
黒髪の男が羨ましそうに呟くのが聞こえた。
でも私はそんなことに構っていられない。
ただ声をあげ腰を振って
茶髪の男の動きに応えることしかできない。
「ああ…もう最っ高…たまんねーよ…っ」
体を内側から揺さぶるような突き上げを繰り返したまま
茶髪の男はうわごとのように呟く。
「早く俺にもやらしてくださいねー」
「分かったって…お前いいもの持ってたろ…
あれ、使ってやれよ…っ」
「あ、そういえばそうでしたっけ…忘れてました」
声は聞こえているのに、
夢の中の言葉のように意味が伝わってこない。
――いいもの…使ってやる…?


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瞬間、乳首に電流が流れたような快感が走った。
「あ、あんっ…やああぁ…ッ!!?」
視線をやれば、黒髪の男が乳首にローターを押し当てている
「ふあ…あっあ…あっ、あ…やぁ、――ッ!!」
深い突き上げと相まって、声も出せないような衝撃だった。
一気に体が燃え焼けるように熱くなり、
私の腰がぐうっと持ち上がって痙攣した。
突き上げられる。またびくびくっと体が痙攣する。
いってもいっても止まらなかった。
「――ぁ――ああぁ――ッ!!」
また奥まで突き上げられ、そのたび私の体はびくびく痙攣する
うねるような快感に身を任せ、
私は体の中に熱い飛沫が放たれるのを感じながら意識を手放した



「ひあ……ッ!!」
一分もせずに意識を取り戻したのは、
クリトリスにローターが押し当てられたからだ。
「あっあっあ…ッ!」
おかしくなりそうなほど何度も達したというのに、
私の体はまた貪欲に快楽を貪っている。
薄く目を開けると今度は黒髪の方が私の正面に来ていた
片手でローターを使い、
片手で極太のアレをしごきあげている
それはいっぱいに膨張しきっているようで、
先端にはすでに先走りが光っていた。
「じゃ、次は俺の番ってことで…っ」
ぐちゅっとそれがあそこに押しあてられ、
今度は一気に奥まで突きあげられる。
「ああ…あああぁん…ッ!!」
さっきのモノとは太さが段違いだ。
無理矢理押し広げられるような感覚も、
今は快楽にしかならない。
クリトリスから響く強い振動と
シンクロするように激しい律動が繰り返される。


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「あっんっあ…あああ…っ!」
茶髪の男が乳首をつまんできた。
三点を同時に攻められて、私はびくっとまた達してしまう。
中が収縮するとモノの硬い感触を一層生々しく感じて、
また快感が増幅して、また中が収縮して――。
「はあ…ああぁ、あああん…ッ!」
ふいに、強い尿意のような感覚が襲ってきた。
全身にさっと汗をかき、いけない、と思ったときにはもう遅い。
「あ、あ、はああぁ…ッ!」
じゅわっとあそこに熱が広がったかと思うと、
勢いよく熱い液体が吹き出てくる。
その間も男は動きをとめず、
ぐちゅっずちゅっと奥まで突き上げてくる。
「あ…はっ…あっあっあ、やああぁ――ッ!!」
内蔵が溶けくずれていくような感覚に襲われ、
私はまた深く深く達した。


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そんな事が何度繰り返されたのだろう。
私が最後に意識を失い、
目を覚ましたときにはもう終点近くだった。
きちんと服も直されており、
窓も全開にされて換気されている。
座席の汚れもきちんと拭かれていて、
さっきこの場であんなことが起こっていたとは
誰にも分からないだろう。
しかし、私の腰のあたりには
まだ強烈な快感の余韻がたゆたっている
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「女性の告白」知らない男に噴かされて・・・①

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私はガラガラに空いた特急電車に乗り込むと、
バッグを網棚に乗せて窓側の席に座った。
車内はクーラーがきいていて、生脚にミニスカートでは少し寒い。
私はサテンのキャミソールの上に
重ねたボレロをきちんと羽織りなおす。
朝が早かったせいか、背もたれに体を預けると
すぐにうとうとしてきた。
ガタンガタン、という規則正しい揺れが心地よい。
ほとんど乗客のいない電車の中、
私は目を閉じ、睡魔に身をゆだねる。


どのくらい経ったのか、
私は太股に感じた違和感で目を覚ました。
「うわ…すっごいっすよ、すべすべでたまんね…」
「こんなエロい脚さらして眠ってるんだもんな、
触られても仕方ないって」
聴覚をくすぐる囁き声に、
私はゆっくりと薄く目を開ける。
そして目の前の光景をとらえた瞬間、
私の背筋を寒気が走り抜けた。
大学生風の若い男二人が私の隣と正面の席に座って、
私の太股をいやらしい手つきでなでまわしていたのだ。
(嘘…っ!)
咄嗟に現実を拒否するように、きつく目を閉じる。
が、太股を好き勝手に這いまわる二つの手の感触は、
それが夢ではないことをしらしめてくる。
(嘘、嘘…やだ…っ…どうしよう…)
体が強張って動かなかった。
二人は私が完全に寝ていると思っているようで
――抵抗するタイミングが、掴めない。


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「あの、もっと触りたくなってきちゃったんすけど…
おっぱい揉んでもいいすか…?」
黒髪の方は茶髪の機嫌を伺うように
しながらもう一人の男に訊いた。
男たちにも微妙な上下関係があるらしく、
私の正面にいる茶髪でホスト系の方は呆れたように応える。
「お前相変わらずおっぱい好きだなあ。いいんじゃね?
よく寝てるみたいだしさあ、起きない起きない」
(そんな…っ!)
私はそっと薄く目を開けて男たちの様子を窺う。
茶髪の方は相変わらず私の太股を撫でさすっているが、
隣のがっしりした黒髪の方は、
息を荒げながら私の胸に手を伸ばしてきた。
(いや…っ!)
黒髪の男はいかにも体育会系らしいガサツそうな外見に似合わず
そっと優しく胸に触れてくる。
下から乳房を五本の指でくすぐるようにされ、
ぞくっと体が震えた。
飽くまでも優しくゆっくりと、
乳房を持ち上げるようにしながら全体を揉みしだいてくる。
(ん…あぁ…っ)


恐怖と嫌悪感に混じって、
腰の奥から甘い痺れが沸き上がってくる。
茶髪の方も太股を撫でるだけではなく、
指一本だけをつうっと這わせたり
膝のあたりを優しくくすぐったりと、
遊びなれているのか妙に…触り方が、いやらしい。
そういえば最近忙しくて、彼氏とも全然会えていなかった。
敏感な内股を、乳房を、男たちの指がゆるゆると這いまわり
渇いたからだに水が染み込むように、
ぞくぞくと全身に快感が広がっていく。
(ん…はぁ…は…あ、ん…っ)


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「…すっげ、おっぱい柔らかい…。ブラ、
外したいなあ…生で揉みたい…」
「外せばいいじゃん。どうせ寝てるって」
「マジで?さすがにヤバくないすか?」
「平気平気、他に客もいないしさ。見てろよ…」
(きゃ…っ!?)
茶髪の声と共にぐっと一気に太股が押し上げられたかと思うと
私はM字開脚の体勢にさせられてしまった。
今日は確かアイスブルーの紐パンだっただろうか。
目を閉じていても、二人の視線が恥ずかしいところに
集中しているのが分かる。
その食い入るような目を想像するだけで、
全身がかあっと熱くなった。


「紐パンなんかはいてるぜ、こいつ…」
茶髪の指が下着越しにゆっくりと繁みのあたりをなぞり、
私はびくっと体がはねそうになるのを必死で堪える。
なんて、なんていやらしい指の動きなのだろう。
恥丘を円を描くようにゆっくりと撫でられ、
私は腰がくねりそうになるのを必死で堪える。
「ほら、こんなことしても起きないんたぜ?
ブラぐらい大丈夫だって」
茶髪があそこの周辺をつんつんとつつきながら、
笑いを含んだような声で言った。
黒髪の方はそれには返事をせず、
にっと笑って私の背中のホックをぷちっと
外すことでそれに応える。
ブラはすぐにずりあがり、男の大きな手が胸を包み込んだ
(ぁ、ん…っ)


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手のひらがさわさわと乳房の形をなぞり、
サテンのすべすべした滑らかな生地越しに
乳首が微妙に刺激される。
(や…乳首、だめ…っ!)
その間にも茶髪の手は内股の弱いところを撫でさすってくる
黒髪が胸をさわさわするたびに人指し指から小指までが
順々に乳首を刺激して、
その度に甘い快感の電流がぴりっと体を走った。
男は指先で軽く乳首をひっかくようにしてくる。
器用に動く指に、息が荒くなるのがもう押さえられない。
私はきゅっと眉をよせて必死に声を殺す。
体が熱い。男につままれた乳首が、指でつつかれるあそこが、
とろけそうに熱い――。
「おーおー、エロい顔しちゃって…
彼氏とやってる夢でも見てるのかね?」
茶髪の方がにやにやと笑いながら、
あそこの割れ目を下から上にすうっとなぞった。
途端にびくっと体がはねる。
茶髪は反応を楽しむようにしながら、
割れ目を指一本で何度もなぞってくる。
体がぞくぞくと震え、もう少し強い刺激を与えられれば
今にも喘ぎ声が漏れてしまいそうだ。
黒髪の男は執拗に乳首をつまんですりすりと擦ったり
ゆっくりと揉んだりしてきて、
上から下から同時に与えられる快感に、
私はもうおかしくなりそうだった。



ふいに、茶髪の男の指が止まる。
もどかしい…もっと、
もっと気持ちいいところに触れてほしい…。
欲望に流されるままうっすらと目を開けて茶髪の方を見ると
目が、合った。
反射的に目を閉じてももう遅い。
あいつは私が起きていることに気付いている――。
茶髪はふっ、と鼻で笑うと、
突然指で下着越しにクリトリスを押し上げた。
「んぁ…っ!」
突然襲ってきた強烈な快感に、
私は思わず高く喘ぎ声をあげていた。


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男たちは顔を見合わせて低く忍び笑いをした。
「可愛い声出すなあ。よく寝 て る の に なあ?」
「そうっすね、寝 て る の に」
「これじゃあ俺らが何しても、
絶 対 に 起 き な い よなあ」
それは遠回しな契約の言葉だった。
――お前はもっと気持ちよくなりたくて
寝たふりしてたんだろう
――じゃあ、気持ちよくしてやるから
俺らのこと黙ってろよな
男たちの意図に気付き、私の体は震えた。
これから起こることへの恐怖と、それから期待に。
茶髪の両手の指が紐パンの紐にかかり、
するりと紐が解けたかと思うと、
前の布が落ちてあそこが露わになった。


「すっげ、見ろよ。もうとろとろのぐちゃぐちゃだぜ」
茶髪の細い指がぬるぬるを
クリトリスに塗りつけるようにする。
「あ、ぁん…っ!」
「乳首もさっきからビンビンに尖ってますよ。
こんな淫乱女見たことねー…」
気付けばキャミもたくし上げられていて、
黒髪の舌が敏感に尖った乳首のまわりをなぞる。
「ふ…あ、あぁ…っ!」
二人に同時に愛撫されるなんて生まれて初めてで
――気が狂いそうな快感が次々と背筋を駆け抜ける。
もう、ここが電車の中だなんて考えられなかった。


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ガタン、ガタンと揺れる電車の音、
男たちのはぁはぁという荒い息、
私の恥ずかしいところから響くくちゅっくちゅっという
粘着質な音、そして、私の止まらない喘ぎ声。
「ん…はぁ、いやっ、あ…あん…ッ!」
茶髪の指はクリトリスを優しく、
時に激しくリズミカルにこすりあげてくる。
太股がひくついて腰が揺れる。
黒髪が乳首をちゅぱちゅぱと吸い上げ、
また私の声が一際高くなる。
「あ…ああっあん…やあぁ…ッ!」
黒髪がちろちろと乳首の先を舐めながら、
「ああ…やべー…我慢できなくなってきたかも…」
ぼそりと小さな声で呟いた。
次の瞬間黒髪はジッパーを下げ、
ギンギンに勃起したものを掴み出すと、
私の手にぎゅっと握らせた。
(うわ…か、硬い…っ)
黒髪は私の手に自分の手を重ね、
その太く硬いものを扱きだす。
まるで熱い鉄の棒を扱いているような感触に、
頭がくらくらした。


「あああ…マジやべー…。
あの、すんません…俺もう挿れたいんすけど…」
「は?俺より先に?駄目に決まってるだろ」
「じゃあ、せめて俺にもそっちの方触らせてくださいよ…」
「仕方ねーなあ」
男たちはそう言って互いの位置を入れ替えた。
絶え間ない快感の連続が途切れて
ほっと息を吐いたのもつかの間、
黒髪の男は獣のような勢いであそこにむしゃぶりついてきた
「やあ、はぁん…ッ!」


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ハアハアと荒い息があそこに当たる。
舌が素早く動いてクリトリスを舐め上げる。
「ふぁ…ああぁ…ッ!」
そして、骨張った太い指があそこに当てられたかと思うと、
ぬるぬるとゆっくり中に挿しこまれた。
私のあそこはそれを待ち望んでいたかのようにき
ゅうっと締め付けて離さない。
指がゆっくりと曲げられると、
それは私の一番敏感な部分を直撃する。
「や、ああぁ…だめ…っあぁ…ッ!!」
黒髪はゆっくりともう一本指を沿わせて挿入すると、
一番弱い部分を押しこするようにしながら中で指を動かす。
クリトリスを激しく舐め上げる舌も少しも動きを弱めず、
指でぐいぐいと弱いところを刺激され、
狂おしいほどの快感に翻弄されながら勝手に背中が反っていく
腰のくねりが止まらない。
「はあん…っあ、ああ…だめ…ッ
もう…あっ、ああぁ――ッ!!!」
脊髄を痺れるような快感が走り抜け――私は、達した。
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「処女喪失」あんたの女を妊娠させてやったよ・・・②

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奈緒子さんが処女だったなんて、俺には信じられなかった。
兄貴と奈緒子さんは幼なじみで、
精神的にも深く結びついた恋人同士で、
当然、肉体関係もあるものだと思っていた。
たぶん、硬派な二人のことだから、
結婚するまではセックスしない約束をしていたのかも知れない
俺は射精した快楽に全身を痺れさせながらも、
自分の処女を失ってまでも、
兄貴を守ろうとした奈緒子さんの愛情の深さに、
やり場のない苛立ちと憎しみを覚えた。
俺はとことん兄貴に負け、
そして俺はとことん人間のクズだと思った。
そんな俺には、もう、開き直るしか道はなかった。


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徹底的に奈緒子さんを犯し、
奈緒子さんを自分のものにするしかなかった。
「奈緒子っ、しゃぶれ」
いつも強くて、優しかった奈緒子さんの名を呼び捨てにし
フェラチオさせた。
当然、その行為も初めてだった奈緒子さんのフェラチオは
下手くそだった。
ただ咥えるだけだったが、
その横顔は魂を揺さぶられるほどに、綺麗だった。
そんな奈緒子さんに、
あれこれ命令してフェラチオのやり方を教えるのは、
たまらい快感だった。
奈緒子さんは俺の言い成りになった。


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その日から毎日、奈緒子さんを俺のアパートに呼んだ。
もちろん、兄貴には内緒だった。
奈緒子さんが作ってくれた晩飯を食った後、
俺は奈緒子さんを抱いた。
抱いた、と言うより、荒々しく犯した。
奈緒子さんは、後背位で貫かれるの嫌がり、
騎上位になるのを恥ずかしがった。
三つ年上の美しい女を、俺はそれこそオモチャにした。
目の前で小便もさせた、イチヂジク浣腸でクソもさせた
肛門も犯した。
痛がってばかりだったセックスも、二週間目には、
「あっ、あっ、」と声を出し、
「あっ、いやっ、あっっ」
と俺にしがみつき、気をやるようになった。
初めて奈緒子さんの悶える声を聞き、
姿を見たとき、ざまあみろ、と思った。


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それでも奈緒子さんは羞恥心を忘れない女だった。
必ず後背位は嫌がったし、
騎上位にさせるときは恥ずかしさを訴えた。
フェラチオの時は、チンポを咥えた口元を
両手で隠そうとした。
もうこの頃にはキスもさせてくれたけど、
唇を合わせる時、哀しそうな顔をした。
肛門を犯すとき、きまって奈緒子さんは泣いた。
俺は、奈緒子さんが嫌がることを、好んでさせた。
兄貴と三人で食事する時なんか、隙を見て、
奈緒子さんの胸を揉んだり、
スカートの中に手を入れたりした。
それでも、奈緒子さんは兄貴の前で、
明るい笑顔を作っていた。
兄貴がトイレに行ったり、
タバコを買いに出かけたわずかの間に、
フェラチオさせたり、
パンティーの脇からチンポを挿入したこともあった。
そんな日の夜は、ことさら激しく奈緒子さんを責めた
俺に抱かれて「あっっ、いくっ」
とまで口にするようになった奈緒子さんに、
そして兄貴に、俺はいつも心の中で、
ざまあみろ、吠えていた。

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「わたし、妊娠したわ」
奈緒子さんにそう言われた夜、
俺は初めて、兄貴に勝ったような気がした。
それがどんなに卑怯で、理屈に合わないことか、
充分わかっていても、俺はこみ上
げる勝利感を抑えることが出来なかった。


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――ざまあみろ、兄貴、
あんたの女を妊娠させてやったぜ
その夜、俺は嫌がる奈緒子さんを初めて縛った。
みじめで、恥ずかしい姿に縛り上げ、
夜が明けるまで責めた。
この日ばかりは、奈緒子さんは俺への恨みを言葉にし、
どんなに俺を嫌いぬき、どんなに俺を軽蔑しているか
ほとんど叫ぶように訴えていた。
俺は奈緒子さんを叩いた。
奈緒子さんが俺を罵倒するだびに、
俺は奈緒子さんを湿らせたタオルで叩いた。
苦痛の悲鳴をあげ、それでも俺に逆らい、
俺への恨みを口にする奈緒子さんを何度
も叩いた。全身を叩いた。
そして陰湿に、しつこく嬲って、
何度も、絶頂に追い上げた。
奈緒子さんは、恨みの言葉の合間に、
切ない女の声を出し、快楽に負けていった。
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結局、奈緒子さんは妊娠して、俺たちの前から姿を消した。
兄貴はフヌケのようになり、
今では役立たずのだらしない男に落ちぶれちまった。
ふんっ、ざまあみろ、
どいつもこいつも俺のこと馬鹿にしやがって、
いい気味だぜ。
奈緒子さんを妊娠させた相手が俺だと知らせてやった時の、
兄貴の苦悩ぶりを見て胸がすうっとしたぜ。
嫌いなんだよ俺は、正義感とか、優しさとか、ムシズが走る
んだよ。そういうの振りかざして俺に説教した罰だぜ。
ざまあみろ。


兄貴といっても血のつながりがあるわけじゃねえ。
俺の母ちゃんが再婚して、その相手の子供が兄貴だった。
三つ年上の兄貴は男気があって、喧嘩が強くて、
がちがちの硬派で、人情があって、ほんと嫌な奴だったぜ
そして正義の味方の女版みたいなのが、
兄貴と幼なじみの奈緒子さんだった。
二人は誰もが認める恋人同士で、ほんと、仲が良かった。
奈緒子さんは俺のことを、
まるで弟のように可愛がってくれた。
馬鹿で、愚図で、根性なしで、劣等感の塊だった俺を、
兄貴と奈緒子さんはことあるごとに面倒見て、
かばってくれた。
だけどその度に、兄貴と俺の差を見せつけられてるようで
俺は兄貴を憎んだ。すねてヤケクソになった俺が、
高校出てチンピラの舎弟になろうとした時、兄貴は
必死になって止めさせようとした。
奈緒子さんも同じだった。なんとか俺を思い止ませようと、
ボロアパートで独り暮らしを始めた俺の所に訪ねて来てくれた。

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「三郎太君、考え直しなさい、今なら、まだ間に合うわ」
そん時の奈緒子さんの必死な表情、
よく覚えてるぜ、ほんと、綺麗だった。
奈緒子さんは、兄貴がチンピラに話をつけに行くらしい、
と言った。
まあチンピラとはいえ、奴らにも面子があるから、
当然、ただごとでは済まない。
奈緒子さんが、俺のことを真剣に心配してくれてるのも
事実だったろうけど、やっぱり、腕の骨の一、
二本をへし折られる覚悟でチンピラに話をつけに行く
兄貴のことが、一番心配だったんだろうな。
俺は、このチャンスを逃さなかった。
以前から、奈緒子さんの体を狙っていた。
いつもクールで正義派の奈緒子さんが、
どんな濡れ方をして、どんな喘ぎ声を出し
て、生身の女として崩壊していくのか
俺のチンポで確かめてみたかった。


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真面目になって働くことを約束するかわりに、
奈緒子さんにセックスを要求した。
「ここで素っ裸になって、股を開いて見せてみろよ、
セックスさせろよ」俺の言葉を聞いて、
奈緒子さんは哀しそうに俺を見つめ続けていた。
思い出すとゾクゾクするぜ、
あの時の奈緒子さんの思い詰めた顔。
「私が、あなたに抱かれたら、
あの男達とは縁を切ってくれるのね」
そう言うと、奈緒子さんは俺の前で、服を脱ぎ始めた
二十一歳の奈緒子さんの素肌は、とても綺麗だった。
ためらいも見せずに、
一気に身に着けているものを脱いでいく奈緒子さんだったが
その指先は震えていた。
そこまで、自分の体を犠牲にするほどに、
あの兄貴に惚れているのか、そう思うと
俺はとことん兄貴に負けた気がした。
全裸になった奈緒子さんは、片手で乳房を抱くように隠し、
もう片方の手を股間にそっと当て、
体を恥ずかしげによじって、俺から顔をそむけていた。
決して勝つことの出来ない兄貴への憎しみと、
理不尽な怒りのすべてを、俺は奈緒子さんに叩きつけた。

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擦り切れた畳の上に奈緒子さんを押し倒し、
その美しい体にむしゃぶりついた。
いつもクールな奈緒子さんのイメージとはかけ離れた、
可愛い乳房だった。
いびつに形が変わるほど乳房をつかんで、
淡い桜色に光る乳首を吸った。
奈緒子さんの唇にキスしようとすると、
顔を激しく左右に振って、拒まれた。体は許しても、
唇だけは兄貴に操だてする奈緒子さんだった。
俺はそんな奈緒子さんの両足を開いた。
薄い陰毛にふちどられた奈緒子さんの陰部は、
桃色で、すっきりした形だった。
陰唇を開いてそこに俺が舌を這わせると、
奈緒子さんは自分の顔を両手で覆った。
あたかも少女のような恥じらいと仕草が、
いつもの奈緒子さんらしくなかった。
いつも俺の前では、強い女だった奈緒子さんが、
女の羞恥を全身で表していた。
俺は、ほとんど濡れていない奈緒子さんの膣に、
チンポを突き立てた。
兄貴とは毎晩セックスしているはずの
奈緒子さんの膣内は、狭かった。
締りがいいと言うよりも、固かった。


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このオマンコで、いつも兄貴を悦ばせていたのかと思うと
俺はやり切れない嫉妬
かられ、さらに凶暴に腰を使い、
チンポの出し入れを繰り返した。
奈緒子さんは両手で顔を隠したまま、
身をよじったり、のけぞったりしていた。
もっと深く、本格的に責めようと、
奈緒子さんの両足を肩に担いだ時、俺は自分の
チンポが、少し血に染まっているのに気付いた。
――奈緒子さん、生理なのか、
そういえばさっき舐めた時、すこし匂いがきつかったし、
肉襞の小さな溝や、クリトリスの根元に、
少し恥垢が付いていたな、、、、
痺れるような締め付けに酔いながら、
俺はチンポを深々と埋め込み、そんな事を考
えていたが、ふと、まさかという思いにとらわれた。


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――まさか、嘘だろ、
俺が強引に、奈緒子さんの両手を顔から引き剥がすと
奈緒子さんは泣いていた。
そして俺が深くチンポを挿入すると、
奈緒子さんは明らかな苦痛の表情を見せた。
出血、固い膣内、苦痛の表情、
「奈緒子さん、まさか、初めてだったのか」
俺の問いかけに、奈緒子さんは顔を横にそむけ、
泣きながら「もっと優しくして」
と、震える声で自分が処女であることを認めた。
その瞬間、俺の背骨に快楽が突き抜け、
俺は我慢できずに射精した。
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「女性の告白」そんなに触られたかったんだ?②

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「続き…したいんだ?」
私は頷いた。
後ろでドアの開く音がして、人の波が動きだす。
「おいで」
着いていっちゃだめだ、と頭の中ではわかってるのに体が
このままではいられなかった。
男は私を支えるようにしてゆっくり歩く。
痴漢なんて最低な人間のすることだとずっと思っていたが、
彼はそんな悪い人間には見えなかった。
人気の少ない駅だった。
駅員が見えなくなるのを待って、男子トイレに連れ込まれる。
期待と不安とが入り交じる。
今この手を振り切って逃げることもできるはずだ。
駅員に助けを求めようか…どうしよう…。


悩んでいる間に個室に押し込められしまった。
もう、後戻りはできない。
鍵を閉めると男は私を座らせた。
「随分えっちなんだね?」
「昨日は帰ってからオナニーしたの?」
「また触られたくって同じ車両に乗ったんでしょ?」
私は必死に首を横に振る。
否定できないことが恥ずかしくて、
何もかも見透かされているようで、下腹部が熱く脈打つ。
「どうしてほしいの?触ってほしいの?」
極度の緊張と羞恥で言葉が出ない。
「どうしてほしいのかちゃんと言ってごらん?」


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私は男のスーツの裾を強く掴んだ。
「……って」
「何?聞こえない」
「……さわって…くだ…さい…」
「じゃあ、自分で足開いて見せて」
半分夢を見ているようだった。
自分でスカートを捲くり、
内股気味に小さく足を広げる。
「どこを触ってほしいのか、自分で触って教えて」
男の声や口調はとても優しいのに、
従わざるをえない威圧感があった。
私は早く触れてほしくてそっと自分の指を
下着の上から這わせた。
そこはすでに濡れて敏感になっていて、
小さなため息が漏れてしまう。
恥ずかしい。見られてるのに指が勝手に動いてしまう。
「…ぁあ…はぁ…んっ…」


「いつもそうやってしてるんだ?昨日は何回イッたの?」
ふと我にかえる。
「し…てないっ」
嘘だってことは相手も気付いているだろう。
「お、ねがぃ…早くさわって…ぇ」
今まで扉に寄りかかりって
私を上から眺めていた男がようやく動く。
私の額にそっとキスをすると、全身で覆いかぶさってきた。
男の右手が下着ごしに触れると、体がびくっ、と跳ねる。
布地を通して男の指の感触が伝わってくる。
「や…ぁっ…ぁあぁぁ…っ」
すでに限界が近かった私はほんの数秒で達してしまった。


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男は私の下着を取り外し、
上も前をはだけさせられブラジャーが押し上げられる。
半裸状態にさせられた私は、潤んだ目で男を見上げた。
欲に満ちた男の目は暗く光っていて思わず恐怖を感じる。
男の指が下半身の入口をこじ開ける。
「ひ…ぁ」
ぴちゃぴちゃと淫猥な音が響く。
男は2本の指で中を激しく掻きまわす。
「ぅ、あぅ…あぁっ」
さらに男は胸に顔を寄せ、す
でに尖っている突起に吸い付いた。
「ひ…やぁあ…っ」
上と下を同時に責められ、思考が麻痺していく。
私は声を我慢することも忘れて男にしがみつき、
快感の波に耐えていた。
「たすけ…て…イッちゃ…う…よぉ」
男はさらに激しく指を抜き差しする。
足ががくがくと震え、瞬間私は大きくのけぞった。
「んあぁあ…っ」
達したばかりの体はぐったりと重く、
乱れる息が止まらない。
カチャカチャと男がベルトをはずす音が聞こえる。
見れば、男の股間はスーツの上からでも
はっきりとわかるぐらいに大きくなっていた。
眼前に男のモノが突き付けられる。
それは半端なく大きかった。
私の動揺を無視して男は、
すでに指で広げられた入口にあてがった。


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そこは充分に濡れていたが、
反則に近い大きさのそれは簡単には入らない。
「ぃやっ…そんな…の…入らな…いっ」
男は指をクリトリスに這わせた。
「ひゃ…ぅんっ」
突然もたらされた刺激に体の力が抜ける。
その瞬間を逃すまいと男は、腰をぐい、と
押し付けてきた。
男の熱く脈打つ欲望の塊が、
メリメリと音を立てるように中に侵入してくる。
「いゃああぁあ…っ」
思わずばたつかせた手が男に押さえ付けられる。
「これがほしかったんだろ?」
「ちが…っや…いたぃ…よぉ…っ」


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「ほら、もっとほしいって言えよ」
男は泣き叫ぶ私を無視してぐいぐいと
自分の欲望を押し付けてくる。
優しかった男の口調もいつの間にか
乱暴なものになっていた。
「ぃやあぁっ…苦しぃ…あっ…あっ」
押さえ込まれて抵抗できない私は
いやいやをするように首を振り、上半身を揺らす。
「こんなに濡らしてヒクつかせて、
いまさら暴れんじゃねえよ」
男と繋がっている部分が見える。
息もつけない早さで抜き差しされている。
私は今、見知らぬ男に犯されている…。


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「あ…あ…あ…ぁあああああ…っ」
裂けるような痛みまでもがやがて快感に変わり、
私は大きく腰をのけぞらせて達した。
同時に男のモノから熱い液体が迸しる。
狭く密度の濃い空間に男女の乱れた息づかいだけが響く
男はトイレットペーパーで私を優しく拭き、
乱れた着衣を元に戻す。
「よかったよ」
そう言って去っていく男の背中が見える。
今ここで起きたことが
本当に現実なのかどうかもよくわからない。
帰らなきゃ…。
そう思ったが私は座ったまましばらく動くことができなかった…。
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