「寝取られ」こんなにも大胆に、 あんなおっさんのものを
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俺が再就職した工務店の社長は、
年齢の割りに押しが強くていかにも好色そうな禿男だ。
こういう男に妻がどうにかされてしまうことを想像して楽しんでいた。
いや、実際にどうにかされた妻を見てみたいとさえ思うようになった。
社長はY談が大好きで、酒が入ると俄然エロ自慢をする。
愛人もいるらしいが、「人妻」が一番燃えるんだとか言っていた。
相当アコギなこともしてきたらしい。
そんな社長におれは女房のことを吹聴した。
どんなことをしたら悦ぶとか、どんな声で喘ぐとか、
たわいもない話だが、社長はすぐに食いついてきた。
夏休みにとった水着の写真があるというと、
見せろ見せろとしつこく要求する。
しまいには俺の胸ポケットに万札をねじ込んできやがった。
妻も30半ばでしっかり肉付きも良くなってはいるが、
社長から見ればおいしい年代らしい。
食入るように写真を見ている社長に、俺は耳打ちをした。
「今度の日曜日、うちのやつに届け物をさせますから、、」
社長は、ウンウンと大きく頷いて、俺に握手してきた。
分厚い大きな掌は心持ち脂ぎっていて気持ちが悪かった。
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社長へのお中元の届け先は、
社長の自宅ではなくマンションの一室だった。
社長が愛人を囲っている部屋らしいが、
そんな曰く付きの部屋だなんて一言も言わずに
女房独りで届けに行かせた。
妻が出かけた後、俺は社長の携帯に電話をした。
間違いなく妻一人で行かせたことを伝えるため
だ。社長は「任せておけ」と
意味深な言葉を残して電話を切った。
それからの時間がやけに長く感
じた。免許更新のときの退屈な講習でさえ、
あんなにも長くは感じないだろう。社長の禿頭が女房
に覆い被さる様子を想像するだけでゾクゾクする。
でも一方では、女房があの禿頭を張り倒して帰
ってきてしまうのではないかという不安もあった。
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妻が帰宅したとき、俺は何故だか勢い込んで
玄関に迎えに出た。いつもとは違う俺の出迎えにも
女房は反応しなかった。普通なら冗談でも言うか、
しんどかったと文句の一つでも言いそうなもの
だが、何も言わずに奥へ行った。
ここは変に勘ぐったりして、
女房を刺激しない方が良さそうだと
思ったので、何事もなかったように接することにした。
妻は遅くなった理由を、
夕飯のオカズを買ってきたからだと言い分けしていた。
妻が言い分けしたことが逆に俺にとってはありがたかった。
俺が知ってたなんて社長がバラしてたら大変だった。
翌日、社長が昼飯をご馳走するからと俺を誘い出した。
いつになく饒舌に(酒飲んでないのに)
社長は昨日の出来事をしゃべりはじめた。
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「昨日は久しぶりにハッスルさせてもらったよ」
ハッスルなんて言葉がいまだに使われて
いることにツッコミたくなるが、
俺もその先が聞きたくて仕方がない。女房がどんな反応を
したのか、それからどういうふうに
この禿社長にやられちゃったのかが重要なのだ。
「女房は嫌がらなかったんですか?」
ストレートに聞いてみる。(よく考えると失礼だな)
「最初は肩揉んでもらったんだよ。
さすがにちょっと警戒してたみたいだがな、わはは」
てことは、その先は俺にも想像がついた。
いつも社長が飲み屋で言ってた、スキンシップか
らスキンレスという作戦パターンだ。
案の定、社長はさんざん女房にマッサージさせたあと
得意の寝技、締め技で攻略したと言っていた。
社長の言葉は下品そのものだったが、余計に
欲情してしまう。行間に含まれた意味が、
俺の想像力をどんどん膨らませたのだ。
「○○(俺の名)が言ってたろ、ほら左の乳首。
本当だ、ありゃすげえな。嫁さん、弱点
を最初に見つけられて、戸惑ってた。
あとは、ほれ、その、、なんだ、、いやぁ、まいったな」
何が参ったんだか、
よくわかんないが俺まで参っちまいそうだった。
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時折ニヤニヤと思い出し笑いを浮かべながら、
社長は訥々と話を続けた。
「…。だってよ、女のアソコは正直なもんだよな。
ちゃんと、しっぽり濡れてたんだよ。
ヤダヤダってたって、嘘つけねえもんな。
俺も年がいもなく、ヤンチャしちまった」
社長のヤンチャぶりを見たいとは思わなかったが、
正直言って女房のやられっぷりを
見てみたいとこの時強く思った。
「で、帰ってからどうだったんだよ。あの晩は奥さんと」
よほど女房のことが良かった
みたいで、自信たっぷりに社長が尋ねる。
「どうって、最近ずっとないですからね。
その時だけっていうのは不自然かなと思って」
俺の答えにちょっと苛立った表情を浮かべて、
「もったいねぇなぁ、、おまえ…」と
しばらくアドバイス宜しく、
自慢げにウンチクを並べられた。
「いや、その、、
女房のその時の姿を実際に見てみたいんですわ」
俺の言葉に社長は目を丸くしたが、
女房とやっちゃった後ろめたさからか、
腹を括ったように社長は言った。
「よし、わかった。こんど、俺の部屋に細工させてやるよ」
社長の手にかかれば、
覗き部屋なんてイチコロサイサイなんだなぁと後日、
俺は悟った。
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