「レイプ・調教」私の奴隷になるのよ、いいわね③
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本能的な恐怖に突き上げられ、私はわけもなく上体をきしらせてあらがった。
だが、束ねられた後ろ手をくねらせ、身悶えれば悶えるほど、
すべての動きは縄を伝わって股間を
ギシギシ虐めぬく卑猥な振動になってしまうのだ。
「ふッ! お、くふッ、カハ‥‥」
あらためて包皮を剥かれたクリトリスに今は股縄が直接当たり、
気も狂いそうになる。
甘い息を乱れさせてもがく私を、バーテンがゆっくり立たせた。
「うふふ、縄の感触を愉しんでいるのね。じゃ、あなたの格好をみせてあげるから」
等身大の鏡の前に連れて行かれ、
顔をつままれて無理やりのぞきこまされる。
‥‥いや、本当は、少し違う。
形だけ顔をそむけつつ、
それでも私は自分のカラダを眺めずにはいられなかったのだ。
おそらく二度とない、憧れの緊縛を身にまとった自分自身を。
「‥‥キレイよ。やっぱりあなた縄が似合う。ね? 好きなだけ悶えていいの」
「‥‥」
下腹部がキュウウッと収縮し、
ワレメに埋もれた縄のこぶを激しくむさぼっていた。
残酷、というレベルでさえない。
まるで見たこともない、発情したインラン雌奴隷が
鏡から私を見つめ返していたのだ。
普段着さながらにしっとり縄を肌になじませた緊縛姿は
同じ女性の性的衝動さえ煽りたて、
うるむ瞳ばかりか肌全体が慫慂とした奴隷の雰囲気をただよわせる。
恥ずかしいくらい勃起した乳首も、
いじましくうねるヒップラインもすべて私のもの。
この爛れたカラダにムチを叩きいれてやりたい。
一体、どんな声で鳴くだろうか‥‥
そう思わせる上質の奴隷が、私自身だなんて‥‥
ナルシズムともマゾヒズムともつかぬ昂ぶりが裸身を溶かしていく。
日頃セルフボンテージにまみれ、
快楽に溺れている時でもここまで卑猥なマゾ奴隷になりきったことがあっただろうか。
上気した裸身を彩るのは、亀甲縛りとはまた違う、梱包めいた巧緻な縛り。
背中高く吊られた手首から伸びる縄は二の腕を上下で緊めあげ、
むっちり熱をはらむたわわな乳房を浅ましく梳き上げながら、
ウェストで何度か交差して一気に股間へともぐりこんでいる。
留め縄で絞られた縄は首から胸の谷間をV字に締め、
さらに首の後ろから左右の二の腕へと伸びて
より強くカラダと両腕とを緊めあげていた。
ランドセルを背負わされたような
息苦しい圧迫のせいかカラダが前かがみになってしまう。
手首をラクにしようと胸を張れば双乳が激しくくびりだされ、
背を丸めれば逆に高手小手に縛られた手首がキリキリ引き攣れる、
無残な責めそのものの縄掛けなのだ。
「目が離せないでしょう? 自分の似合いぶりに」
鏡の中で身じろぐ奴隷の背後から手が伸び、
苛烈な縄目に弾ける乳房をねっとり変形するまで揉み込んでいく。
たまらない刺激に私が喉を鳴らせば、鏡の向こうでは緊縛
奴隷がひいひいうなじを反らせて乱れきっているのだ。
たまらない。
自由を奪われたカラダを嬲り尽くされ、
しかも無力なその様子を鏡で見せつけられる。
浅ましい疚しささえもボールギャグに阻まれ、
奇妙な喘ぎにすりかわってしまって。
イッたばかりのカラダが、息をつぐ間もなく遙かな高みへ昇らされていく。
ウェストのくびれをなぞりながら、バーテンが低く囁いた。
「奴隷市場で競りにかけちゃおうかしら。
あなた、絶対売れ残らないからおしまいね。
普通の生活、捨ててみる?」
「ひぅ‥‥ッ」
「戸籍も失って、一生快楽をむさぼるだけの人生。短命らしいわね、専属奴隷って」
ウソ‥‥
そんな、そんなのイヤ‥‥
でも、私、抵抗できないのに‥‥このままじゃ‥‥
苦悶のシワを眉によせ、必死でバーテンの愛撫に抵抗して身をよじる。
「フフ、あはは。ウソウソ、そんなの日本にあると思って? 冗談よ、子猫ちゃん」
真剣な表情をふっとゆるめたバーテンは、
でも感じたでしょ、と笑いながらオッパイをたぷたぷすくい、すっと身を離した。
支えを失った躯が膝まづきかけ、ピンと宙吊りになる。
いつのまにか、バーテンが先に縄尻を天井に結んでいたらしい。
「さて、じゃ怜菜、あとはこの子の面倒見ておいてね」
「え、私が、ですかぁ~?」
桃源郷をさまよう意識に、
口枷を外された奴隷少女とバーテンの会話が聞こえてくる。
少女の喋りは意外なほど軽く、場の雰囲気から浮いていた。
「そうよ。時間まで彼女で楽しんでいいから。ただし、絶対にイかせないように」
「‥‥ふふ、それは楽しそうですね、ご主人さま」
回りこんだ少女が、小ぶりの乳房を私の二の腕に押しつけてくる。
たわむれめいた仕草とだが逆に、
私を見る少女の視線はあまりにも冷ややかだった。
‥‥まるで、
‥‥そう、嫉妬に狂った女のような。
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「じゃあね、子猫ちゃん。あとでお仕置きしてから、ご主人様の元に返してあげるわ」
コツコツと足音を立て、バーテンが去っていく。
扉が開き、やがて静寂が下りた。
広いスペースに、緊縛された奴隷が2人きり、取り残されて。
誰も‥‥監視する者も、止める者も、もういない。
私の調教は忙しいバーテンからこの子に委譲されたらしく、
軽い喋り方の少女は上気したカラダをなよなよとよじらせ、
けれど瞳は醒めきったままで顔を近づけてくる。
「なぁに。アンタ、ご主人さまじゃないとイヤだっていうの?」
「ン、ん、んンゥゥ‥‥!!」
「ご主人様の手を煩わすまでもないわ。私がイカせてあげるから‥‥」
亀甲縛りの裸身をぶるりと愉悦に痙攣させ、
少女の柔らかな肉体が迫ってきた。
逃げようとしたカラダが天井の縄に引き戻され、
残酷な縄目が発情した肢体をギュチッとくびりだす。
乳房を絞られて悲鳴をあげた私のカラダを陳列棚に押しつけ、
少女が密着してきた。
「ンァ!」
「‥‥ヤァァン」
指先の焦らしとはまるで違う、なまなましい肌と肌との重ねあい。
ヒリヒリ疼く裸身はむくもりをむさぼり、
汗ばんだ人肌にぴっちり吸いついてしまう。
擦れあう肌の艶めかしさに嬌声はこぼれ、
私たちは不自由なカラダをくねらせあった。
いびつにくびりだされた4つの乳房がたわみ、ひしゃげ、ぐにぐに揉み潰しあう。
高手小手に括られた手首が、ツゥッっと引き攣っていた。
顔から火を噴きたいほどの羞ずかしさ‥‥
縛りあげられているカラダでは、
どうしたってえっちな部分をすりつけあって互いを責め、慰めあうほかない。
女性同士のからみに私が抱く軽い嫌悪感を知って、
少女はあえて私を挑発するようにいやらしく肌を絡めてくるのだ。
しかも彼女は、息を弾ませながら言葉責めでも浅ましく興奮させようと私を虐めだす。
「なによ、嫌がってるふりして、カラダは濡れ濡れじゃないの」
「‥‥!!」
オッパイ同士ぐにぐに揉みあいながらの台詞に、頬が紅潮するのが分かった。
生意気な台詞にやりかえそうにも、
パンパンに膨れるボールギャグを咥えこまされた口枷の下からは
ダラダラ滴るヨダレに吐息がまじるばかり。
汗まみれの上半身を引き剥がそうと身悶えれば、
巧緻な股縄がドロリと下半身を溶かしていく。
物欲しげに股縄を咀嚼するクレヴァスから
あふれだした女の雫はべっとり内股を汚し、
言葉責めのままに密着した少女の足をも濡らしていた。
「なによ、文句があるなら言ってみなさいよ」
「かふ、フッ‥‥かはッッ‥‥ン」
「なぁに、呻いてばっか。図星で言い返せないでしょ?
縛りあげられて、おんなじ奴隷に虐められて、
おま○こビショビショのヘンタイ奴隷だものね」
「くぅ‥‥ッ!!」
「ご主人さまが調教する必要ないわ。
アンタなんか最低、奴隷の下の奴隷なんだから私が飼ってあげる。
今から私のペットよ。誓いなさい、さぁ!」
こっちが喋れないのをいいことに、
敵意もあらわに奴隷の少女は私を辱めていった。
自らも発情した頬を赤らめ、快楽をむさぼりながら少女がせせら笑う。
きつくガードする閉じた太ももに自分の足をわりこませようとし、
ムリだと分かるや首を傾けて私の胸に、顔を、うずめ‥‥
「ひぁァ、ッン」
なまなましい感触に息がつまり、喘ぎはきれぎれになった。
閉じた太ももごと自分の濡れたお股を押し当てながら、
少女が胸の谷間に舌を這わせはじめたのだ。
指とは比べ物にならない、甘美で狂おしい刺激がカラダを震わせる。
さっきの賭けとは状況が逆転していた。
ボールギャグを嵌められ、吊られ、壁際に押しこまれて逃げ場もない。
淫らがましい緊縛をまとう同じ奴隷相手からのいたぶりさえ、
今の私は受け入れるしかないのだ。
絶望が、チリチリと体の芯を爛れた被虐の諦めでみたしていく。
「バカな女‥‥あんたなんか、あの人の5番目にも入れないわ」
しかも愛撫を続けつつ、少女は嫉妬の目で私を睨むのだ。
なにか、なにか変‥‥
この子怖い‥‥あのバーテンと全然違う‥‥
私の瞳に浮かんだ色を見てとったのか彼女は首をかしげた。
「まさか、知らないで奴隷になった?
あの人は私も含めてたくさんの奴隷を持っているのよ。
この私だって一番じゃないのに‥‥あんたみたいな新人が」
再び、ゾクリと舐め上げる刺激が乳房を充血させていく。
嫉妬。
少女の目は、奴隷のプライドを賭けた嫉妬にたぎっていたのだ。
おそらく私とバーテンのやりとりなど知らず、
見たまま新しい奴隷だと誤解したのか。
「ふぅんンッンン」
乳首にしゃぶりつかれ、鼻から苦しい悲鳴をあげてしまう。
ふっとゆるんだお股の間に少女の足が強引に割り込み、
下腹部がふれあった。うずくクレヴァスを相手の太ももになすりつけ、
足を動かして強引に昂ぶらせようとする。
濡れそぼった股縄が相手の脚に刺激されてグリグリよじれ、
甘美な衝動に鼻から息を洩らして二匹の牝はよがりあっていた。
自由を奪われた女同士の、奴隷同士の妖しい戦い。
もつれあうカラダをぐにぐに相手に押しつけ、
混ざりあう女の芳香にむせんで悶える。
奇妙な戦慄めいたおののきが、カラダの芯にわきはじめていた。
このまま、同じ奴隷相手に負けていいのか。
やすやすとイッてしまっていいのか‥‥
バーテン以外の見も知らぬ女に、
自分のカラダをあしらわれていいのか‥‥
「ふふ、そろそろ観念した? 私の奴隷になるのよ、いいわね」
「‥‥」
力の抜けかけたカラダを愛撫され、
必死に感じないよう意識をしめだす。
勝ったと思ったのか、壁際に寄った彼女が後ろ手で何かをいじると、
私を吊っていた縄がパラリとほどけた。
くたっと床にへたりこむ私の前に屈みこみ、膝立ちで少女が
にじりよってくる。
「フフ。イかせちゃダメって話だから、寸前まで楽しませてあげ‥‥」
「!!」
ひそかにたわめた力で、私は肩から少女にぶつかっていった。
体格差を利用して小柄な少女の上にのしかかり、仰向けにおしたおす。
お互い後ろ手に縛られているのだから、
これだけでアドバンテージが逆転するのだ。
「なっ、何を‥‥ヒッ」
体重をかけたまま、私は馬乗りになって反転し、
少女のおなかに顔をうずめてボールギャグをすりつけだした。
敏感だった部分をなぞられ、少女が淡い悦びの声をあげる。
そのまま下腹部へちゅるちゅると口を這わせていき‥‥
「ィァァ!」
全身がぎくりと引き攣り、逆海老にくねっていた。
いつのまにか、今度は首をもたげた少女が私の股間に顔をうずめ、
舌を伸ばしてクレヴァスの周囲を舐めようとしはじめたのだ。
かろうじて届かない舌は、乾いた愛液で汚れたままの内ももをぬらぬら這い、太
ももの裏側を扇情的になぞっていく。
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「クッ、ひく、ク‥‥」
「ヤァ、ぁあン」
いつのまにか、我を忘れた私はシックスナインの体勢で
怜菜と呼ばれる少女のカラダを責め返していた。
ひと舐めごとに下の裸身がブルリとくねり、
ダイレクトな反応が私にまで快感を伝えた。
気持ち良さそうに眉を寄せた少女は、ハスキーな声であえぎだす。
手首をギュッと握りしめ、
私もまた不自由な上体を揺すりたてて快楽を味わっていた。
昂ぶった頭がパンパンになっていて
何をしていたのか、何をすべきかも分からない。
ただ一つだけ、この快感を、刺激をもっとむさぼっていきたい‥‥
ソコ、その辺がすごく感じて‥‥
だから、私と同じように、うん、そこをせめて欲しいから‥‥
コンコン
壁をノックする音は、あまりにも間近で聞こえてきた。
「‥‥!!」
ギクッとカラダが硬直し、おおずおず振り向く。
やはり、立っていたのは苦笑顔のバーテンだった。
まさに昇りつめる寸前だった裸身が
ご主人様の姿におののき、ガクンとブレーキがかかってしまう。
イキそこなった辛さで苦悶の呻きがあふれた。
下半身はこんなに濡れて、こんなに弾んでもう少しで届きそうなのに‥‥
体中が灼けついて気が狂いそう‥‥
「なんだかね、夢中になってるから声をかけづらかったわ」
「‥‥!!」
たっぷり揶揄の入った台詞までかけられ、耳の裏まで真っ赤に染まっていく。
「ホントあなたは面白いのね、子猫ちゃん。
生粋のマゾのようでいて、おどろくほどSの性格も持っているなんて。ますます謎だわ」
冷やりと汗があごをしたたっていく。
SとMの共存‥‥それこそセルフボンテージの条件だ。
SMに長けたバーテンが、そこに気づかないはずがない。
私の目的はとっくにバレているのだろうか‥‥
だが盗み見た横顔にはなんの変化も浮かんでいなかった。
「ともかく呼びにきたのよ。子猫ちゃんのお仕置きの時間だから‥‥さぁ」
倒れていた少女ともども、革の首輪を私にはめなおしてリードで結ぶ。
奴隷に与えられる『お仕置き』の時間‥‥
言われた途端じくりと躯の芯が熟れ、
はしたないオツユが股縄に吸い込まれていった。
想像するだにおそろしいはずなのに、ふぅふぅ発情し、
イク寸前でお預けを食らった私のカラダはそれさえ待ちわびているのだ。
だが‥‥
バーテンの『お仕置き』は、
そんな甘い期待をふきとばすに十分だった。
忘れていたのだ、私は。
なぜ奴隷の少女があれほどお仕置きを恐れていたのかを。
どれほど、厳しい行為なのかを。
「あなたをショーに出演させるのよ。お客の女の子と一緒に責めてあげるから」
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恐怖と、わななきと、こみあげる正真の焦りで意識が真っ白になっていた。
SMバーのショーに出演させられる‥‥私が?
無数の視線の前で、恥ずかしいよがりようをあますところなく見られてしまう‥‥!!
ショックで後ろ手が軋み、不自由なカラダがひとりでに跳ねあがる。
「んンーーッ、ひふゥゥ!」
だが、それだけだった。
抗議の身じろぎ、それさえほとんど形にならず、
逆に焦らされきったカラダには途方もない疼きと
爛れたひりつきがこみ上げてきたのだ。
どうしようもなく絡めとられた無力な裸身。
毛穴の開ききった素肌にいくすじもの汗がにじみ、
麻縄が吸いとられなかった分は雫
となって皮膚と縄とのわずかなすきまに溜まっていく。
火照っててらてら輝くカラダは、
汗という潤滑油を得てますます施された緊縛になじみ、一体化していく。
疑いなく、私のカラダは発情し、
従順なマゾの緊縛奴隷としてデキあがりつつあった。
ご主人様に対する挑戦的で危うい抗議さえスリルに感じ、
溺れてしまうほどに。
ふぅっと色の薄くなった瞳にオシオキの気配を感じて濡れてしまうほどに。
「ふ、ふぅぐ‥‥」
「口答えは許さないわ。あなたは奴隷。今は私の子猫ちゃんなの」
ほっそりした指先にドミナの意志をこめ、
怯える私の顔をバーテンが上向かせる。
顔をそらそうとするだけで不自由な肢体はビクビク弾む。
絶望とあきらめがひたひた押し寄せ、
屈服の陶酔となって心を満たしていく。
あぁ‥‥もう、逆らえないんだ‥‥
もっといじって、虐めて‥‥
おかしくなりそうなカラダに、
縄の擦れるあわい感触だけじゃなく刺激を与えて‥‥
ギュチチっと音高く緊まってくる縛めが、止めようのない甘い痺れを加速させていく。
全身がわなわなと震え、意味もなくもじもじと足がもつれている。
「どうしたの。お仕置きなんだから、キツイ条件なのは当然。
一番最初に、私の言うことに従ってもらうと約束したでしょう?」
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「ふぅぅ‥‥く、くフッ」
「本気で、私に逆らうつもり?」
「‥‥ッ、うぅッ」
「NGプレイをきちんと聞いたはずよ、私は。
人前でのプレイはNGになかったわ。
それともあれはいい加減を並べただけかしら。
そういうウソを、私は許さないわ」
「‥‥」
「最初の約束は守る。舞台の上ではあなたを守るわ。それでも私を信用できない?」
信頼関係の基本を壊すような行為は許さない。
切々と語る女性バーテンの正論さえ、私の耳には入っていなかった。
ご主人様にいじめられることが、
言葉でなぶられ、脅され、迫られることが‥‥
もう、こんな間接的な責めさえも感じてしまうほど、私は昂ぶって、
イキきれないもどかしさに苦しんでいるのだ。
「‥‥なんだ。あなた、わざと私を挑発していたのね。構って欲しくて」
そして。この老練なドミナが、私の思惑に気づかぬはずもなく。
「うふふ。予想以上に発情しちゃってる」
「‥‥ン、く」
「オッパイが苦しい? ムズムズする? 触って欲しい?」
伸ばされた手が尖りきった乳首からあと少しのところに
かざされるのを目の当たりにして、
こねるように宙を揺れる手にリズムをあわせて‥‥
私の胸は勝手にグラインドしてしまうのだ。
「して欲しいのね。でも今はダメよ、
あなたの一番苦しいところで一番きつくイカせてあげる、
それが罰というものじゃないかしら」
さっと手がのけられるのを苦しい思いで私は眺め、
お預けのカラダをふぅふぅ波打たせているしかないのだ。
そんな私に冷ややかな笑みを投げかけ、
首輪のリードを握ってバーテンは二匹の奴隷を連れ出した。
行き先はむろん奴隷の最後の理性をひきはがす場所、ステージだ。
そして、自分の快楽にかまけていた私には
人目のある場所に引き出される意味など、気づいていなかったのだ。
‥‥そこに、初めからいやらしく周到に用意された偶然の罠があるなどとは。
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「レイプ・調教」私の奴隷になるのよ、いいわね②
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調教慣れしたテクニックとしゃべりかた。甘く優しくささやきながら、彼女の両手は
私を背中から抱きしめ、躯のあちこちを焦らすようにさわってくるのだ。
自縛経験の有無なんて関係ない。こんなにもプロの手管が圧倒的で、心乱されるもの
だったなんて。もう、抑制もきかなかった。ただひたすらに、この人の前でムチャク
チャに乱れてしまいたかった。
最後の最後まで、何もかもゆだねてイカせて欲しい‥‥
でも‥‥そうなったら‥‥
「こ、怖い‥‥」
「どうして?」
「‥‥命令を無視して、本当に、意識が、飛んじゃいそうな、気がして‥‥」
「それの何がいけないの。ね、目を開けてよ、子猫ちゃん」
耐えがたいほどジリジリとバーテンの片手がわき腹を伝い、下腹部へ向かっていた。
同時に乳房を下からすくい、はらんだ熱と汗ばむ量感を
愉しむように掌で転がされる。
もはや目をつぶっている方が苦しかった。
不自由なカラダのせいか五感が鋭敏になり、
じわじわ這っていく指の動きをなまめかしいばかりに素肌で感じとってしまうのだ。
でも、目を開けたら、きっとそこにはいやらしく呆けた私の顔がある‥‥
「あなたのご主人様のことは、バーの外に出てから思いだしなさい。
第一、そうじゃないと私に失礼でしょう?
仕事の時間を割いてこんなに尽くしてあげているのに」
「ひンっ‥‥あ、あっ、いぁぁッ、そこは‥‥」
骨盤のあたりをまあぐっていた指がふっと離れる。
そして、次の瞬間。
ツプリと音を立て、びしょびしょに熱いお汁の漲ったクレヴァスの花弁を
押し開いたバーテンの指が1本、根元までみっしり下腹部に埋まっていた。
「やぁ、らめぇぇ‥‥」
あのとき、何を叫んだのか、覚えていない。
ただ、思わず見開いた瞳の先に、茹で上がった顔を
振りたくる私自身の卑猥な表情が飛び込んできて‥‥
あとはどうしようもなく、浅く苦しいアクメが押し寄せてきた。
目の前が真っ白になる。意識が一瞬遠のきかけて、なのに気を失わないほどの、
絶妙なもどかしい刺激の狂おしさに翻弄されていく。
息つぐ間もなく断続的な快楽が全身を揺らし、
キリキリ裸身を身悶えさせて‥‥‥‥
全身でむさぼらないとどうしようもなくて、悲鳴がこぼれて‥‥
「ちょっとあなた喘ぎがうるさいわ。これでも咥えていい子にしてなさい」
「や、待っ‥‥ふぐッぅ」
それすら口実に利用され、鮮やかなボールギャグが
私の唇を割って押し込まれていた。
ちょうど咥えこんだ口の中がパンパンに張りつめるサイズだ。
思わず噛みしめた歯がボールギャグにあたり、閉じきることができない。
「んク‥‥かふっ」
「ふふ、奴隷らしくなってきたわ。そうやって素直に言うことをききなさい。
ここにいる間は私がご主人様なの。そういう約束、さっきしたものね?」
あごをつままれ、再び鏡越しに返答を迫られる。
なんて‥‥憐れなんだろう‥‥
こんな姿で、高手小手に縛られて、私に逆らえるはずなどないのだ。
悩ましく眉をひそめつつ、バーテンにいたぶられる自分自身に
私の目は釘付けだった。
奴隷の惨めさに酔いしれつつ、コックリと頷く。
バーテンの顔がほころぶのを見て、なぜだか心がどきりとした。
新たな麻縄の束を彼女がほぐしだす。
もっと縛ってもらえるのだ‥‥
それがセルフボンテージを困難にする物だと理解していながら、
一度縄の味に溺れたカラダは理性とうらはらに悦びで跳ねてしまう。
「よしよし。いい子。じゃ、もっと縛ってあげるから。待っていて」
「ん」
もう一度従順に頷く私の頭を、バーテンが優しくなでる。
鏡に映った姿はまさに信頼しあった女王様と奴隷そのものだ。
背後でどこかのドアが開いた。
物音に一瞬きょとんとなり、はっと冷汗がにじみだす。
‥‥誰かが入ってきた!?
ここはたしかSMショップのはず。まさか‥‥
そんな‥‥お客に、浅ましい奴隷の格好を、見られてしまう!!
ギョッとして全身がこわばり、無意識に私はその場から逃げかけていた。
手首に激しく縄が食い込み、弓なりに背がのけぞってしまう。
かすかに怯えつつふりむくと、縄尻をひったてたバーテンが静かに私を睨んでいた。
「何をしているの。どこへ逃げるつもり‥‥?」
「かふっ、ふぅぅ‥‥」
「見られて感じる淫乱なマゾのクセに、従業員には会いたくないの。身勝手な娘ね」
バーテンを怒らせてしまったらしい。
淡々と色のない口調に、かえって身がすくんだ。
違うの、勘違いして、お願い‥‥
すがりつく哀願の視線も彼女には届かない。ボール
ギャグに言葉を奪われ、誤解を正すこともできないのだ。
近くの陳列棚に近づいたバーテンは、
緊縛の縄尻を一番高いところの柱に結わいた。
自然とカラダを引きずられ、棚のすぐわきで爪先立ってしまう。
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「いいというまで待っていなさい。分かった?」
「‥‥ふぅぅ」
がっくりとうなだれ、小さく頷くのを見届けてバーテンは扉の向こうに消えた。
沈黙の下りた店内に、くぐもった私の息づかいだけが響いている。
私‥‥私は、どうしたらいいんだろう‥‥
ふるふると身を揺すった途端、高々と吊り上げられた後ろ手の縄目がギュチチと軋む。
深々と咥えさせられた猿轡がわが身の情けなさを再認識させ、
非現実的な今の状況を身をもって思い知らせていた。
いやらしく、浅ましく、絶望的な緊縛を施されてしまった私。
セルフボンテージの道具にバーテンを利用するつもりが、
いつのまにか完全に彼女の奴隷として扱われ、
あまつさえこうして緊縛姿で放置されてしまっているのだ。
もし今お客が入ってきたら、私はどう目に映るだろう。
誰もいないSMショップの店内にポツンと拘束された裸の女性。
だらだらボールギャグから涎をたれ流し、
丸出しの股間はびっしょり愛液まみれで。
都合よく発情したマゾ奴隷がいたら、その場で犯されたり、しないのだろうか?
襲われても、このカラダでは助けも呼べない‥‥
冷たい恐怖が背中をはしり、縛められた裸身がいやな感触にきしんだ。
濡れそぼっていた下腹部から、波の引くように疼きがさめていく。
今すぐ縄を解かなければ‥‥
「んグっ」
身じろいだ瞬間、手首の痛みに呻きを漏らした。
少しでも手首を下げようとすると、
それだけで痛みが走る。縄を解くのは不可能だ。
せめて縄尻をほどいて棚のわきから移動したいけれど、
頭より高い位置で結わえられていて手の出しようもないのだ。
あらためて戦慄がカラダを震わせる。
この姿がいかに無防備で、いかに無力な存在なのか。
どうしたらいいのだろう‥‥
カチリと背後で響く音に、弾かれたように私は振り返った。
棚の影で誰だか見えない。
「私よ、落ち着きなさい。そんなに怯えないの」
「‥‥」
バーテンの言葉に、トリハダだった肌が徐々に静まっていく。
だがあらわれたバーテンの背後を見て、
私は驚きのあまり硬直していた。
同じように火照った肌、縄の食い込みでひしゃげたカラダ、目隠しに革の口枷‥‥
「今日のSMショーに出る子なの、彼女。あなたの先輩に当たるわね」
「ンッッ!!」
耳は聞こえているのだろうか。
見えない第三者の存在に気づいて、彼女が身をよじる。
その姿‥‥私の前にいたのは、私よ同じように縛られた女の子だった。
ペットさながらに首輪から伸びるリードを引かれ、足元をふらつかせている。
「この子に奉仕してあげなさい。快感を与えてあげるのよ」
「‥‥くぅ?」
つかのま、私は混乱しかけた。
縛られて、口枷もされて、手も口も自由につかえないのに‥‥?
息苦しいボールギャグを圧迫された舌でつつき、
何もできないとバーテンに強調してみせる。
苦笑したバーテンは私のあごを指でつまみ、語りかけた。
「やり方は自由でいいの。この子は刺激に飢えているから、感じさせてあげて。
その間に、私があなたのカラダを」
片方の手に持っていた縄の束を私の素肌に這わせながら、
「ここも、ここも、ココにも‥‥みっちり縄を這わせて、感じさせてあげるわ」
「ひっ‥‥ン!」
「分かったわね。さ、初めて」
さっきと同じように私の背後にまわったバーテンが二つ折りの縄をしごいている。
奴隷同士の虐めあい‥‥そんなことを強要されるなんて‥‥
おののきで、カラダがブルリとよじれた。
目をみはった私の前に、瑞々しく汗にまみれた柔らかな肢体があった。
黒布で目隠しされ、思わず唾を飲み込んでしまうほど淫蕩な縛めに裸身を跳ねさせ、
気配でしか感じられない私の存在におののいている姿‥‥
ボールギャグを噛みしめた唇から吐息がこぼれる。
羞じらいに色づく少女の体は合わせ鏡そのものだった。
後ろ手に、小ぶりの乳房に、胸へと食い込み双乳の谷間をすくう首縄‥‥
残酷な縄掛けは見れば見るほど羞恥心をあおり、裸身を熱く焦がしていく。
吊り上げられた手首が、ひりひり被虐の予感によじれていた。
見せつけられた奴隷の姿態は、
これから私が施される調教の風景を暗示しているのだ。
じきに私も、同じ拘束に彩られ、同じ快楽に喘がされるのだ。
「さ、緊縛好きな奴隷同士、不自由なカラダで虐めあうの。いいわね」
「ひぅぅ!!」
「ん、んふァ‥‥!!」
無造作にお尻の肉をつかまれた私はよろけ、
少女のウェストに頬を押しつけていた。
不意の感触におどろき、ボールギャグごしに啼き声を交わしてしまう。
と、私の縄尻に新たな縄を結びつつ下腹部をまさぐっていたバーテンが首をかしげた。
「あら。ひょっとして、さっきの放置が怖くてエッチな気分が醒めちゃった?」
「‥‥」
無言で、バーテンを怒らせないよう小さく頷く。
驚くことに、彼女は申しわけなさそうな顔を見せ、私にわびてみせた。
「そっか。この店は11時閉店なの。説明不足だったわ。ゴメンなさいね、子猫ちゃん」
「‥‥ン」
「その分、いっぱい虐めてあげるから。女の子同士はイヤじゃないんでしょう?ね。
もう一度とろとろにオツユがあふれだすまで縛ってあげる」
「!!」
意地の悪いセリフに、とくんと動悸が乱れかける。
縛めが苛烈になればなるほど、
施された身は絶望的な縄抜けを強いられることになる。
なのに、肌にからみつく縄のたわみを愛しく感じたのはなぜなのか。
奴隷に対しても気さくで、
それでいて真摯に向きあおうとする女性バーテンの印象は、
私の中で確実に変わりだしていた。
‥‥そう、この人の奴隷になら堕とされても構わない、そう思いはじめるくらいには。
‥‥‥‥‥‥‥‥
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女性同士での裸のからみあいを強制されながら、
私のカラダは倒錯した悦びに痙攣していた。
恥ずかしいのに、惨めなのに、そのせいで興奮してしまう。
拒否できないのは、この身が囚われの奴隷だという何よりの証だから。
そっと頬を肌にすりよせ、淡いタッチで焦らしつつ
目隠しされた奴隷の顔を見あげる。
「ン‥‥ンッ」
甘く息をつく彼女は少女といっても良いきゃしゃな体格ながら、
しなやかにくびれた腰つきと量感のあるお尻のラインに
淫蕩な雰囲気を匂わせていた。
全身には青い縄が這いまわり、鮮やかな亀甲縛りとなって
若々しい肌を彩っている。
ウェストで斜めに交錯した縄目は、一直線に股間へともぐりこんでいた。
‥‥うらやましい。
ちらりと、嫉妬にも似た思考が走り抜けた。
残酷な緊縛にもかかわらず、
彼女は全身でしっとりメスの匂いを発散させていたのだ。
私の表情をみてか、バーテンが片頬に笑みを作った。
「そうだ。虐めあって、負けた方には相応のオシオキをしようかしら。分かった?」
「!」
「‥‥!」
縛られ、存分にカラダを火照らされて嬲られた上、お仕置きまでされてしまう‥‥
それがどんなものかは分からないが、
ハッと顔をこわばらせた少女の表情でバーテンの苛烈さが分かった。
そんなお仕置きを、未熟な私が受けたらどうなってしまうのか。
――負けたら、お終りだ。
一瞬の思考に背を押され、
私は先に食らいつく勢いで少女の体に顔をうずめていた。
小柄な緊縛姿がギシギシと縄を軋ませて弓なりにのけぞりかかる。
「ふっ、ン‥‥!!」
小柄な少女の声はハスキーで高く、聞くものをゾクリとさせる。
見たところ女子高生なのだろうか。
いかにも幼い感じのカラダが快楽にたわんでいる。
鼻先で彼女のおなかをくすぐり、さらさらと柔らかく焦らす。
大きく反応した少女は、かろうじて声を洩らすのを耐えたようだった。
奴隷同士の嬲りあい。負けたくない。
ちろりと、サディスティックな炎が心に灯る。
「さ、ちょっと胸を張ってね、子猫ちゃん」
バーテンの手で後ろ手に新たな縄目を打たれつつ、
私はやみくもに下半身をよじらせ、
口腔を埋めつくすボールギャグを歯の裏で噛みしめて、
濡れた表面をちゅるちゅると少女の肌に這わせていった。
下からじわじわと。乳房へ、少しづつ迫っていく。
粘つくヨダレの痕が、淫猥なかゆみを少女の肌に刻んでいく。
「目隠しの分、先輩にもハンデあげないと、ね」
「ン、くぅぅ」
ギュッと乳房をバーテンに握りこまれ、たまらず私は呻いていた。
新米の奴隷をよがらせ感じさせようと、
バーテンの縄掛けはバージスラインから乳房をくびりだし、
桜色に羞じらうオッパイをぴちぴち弾きだす。
疼痛めいた衝撃をなおもこらえ、
お尻を揺すった私は懸命に目の前の瑞々しいカラダを嬲っていった。
へっぴり腰で逃げかかった少女の背が陳列棚にガタンとぶつかる。
「ふぅ、んぁン」
少女の口から切なげな嬌声がこぼれる。
触れるか触れないかのもどかしい焦らしが効いているのだろうか。
亀甲縛りの裸身をみちみちくねらせ、少女は砕けそうな膝でどうにか立っていた。
目隠しと革の口枷の下で、頬が爛れんばかりに上気している。
股間にギッシリともぐりこんだ股縄は、
しとどな雫に濡れそぼっていた。陥落寸前なのだ。
一方、嗜虐的なバーテンの入念な手管で縛り上げられていく私のカラダもまた、
投網で打ち上げられた魚のようにひくひくとのたうっていた。
喘ぎを噛み殺すのがやっと。
ビンカンな乳房はもちろん、上腕の柔らかい肉がくびれるほど縄目は肌をむしばみ、
ずしりと後ろ手の上から重い物を背負わされたような窮屈さが
ゾクゾクとマゾの陶酔をかきたてていく。
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はためには私も少女と変わらぬくらい肌を火照らせ、
カラダを昂ぶらせているだろう。
だが、明らかに有利なのは私だった。
目隠しのせいで、少女は私のカラダをうまく責められないのだ。
このままオッパイの寸前まで舐めあげ、
間を置いていきなり乳首を虐めてやれば‥‥
「ふぅ、ふぅぅ」
「ン、ひふぅ‥‥」
肩と肩を預けあい、発情しきった囚われの奴隷2匹が沸きあがる悦びに喘ぎつづける。
どうにか身を引き剥がし、少女のバージスラインを鼻でくすぐって‥‥
固く縛められた手首の縄尻がギシリと引き絞られた。
「ひぁぁッ!」
ギュチチッと縄目が啼き、はしたない声をあげて私はのけぞってしまう。
責めるべき少女を見失った私はふらつき、
ほとばしった快感を必死になって抑えこむ。
それが、決定的な隙になった。
「後輩の方がうわてね。ほら、あの子。
奴隷の先輩なのに、すっかり感じちゃって」
「‥‥ィうっ!!」
聞こえよがしのバーテンの揶揄を耳にして抗議の声を上げた少女の反発は、
ギョッとするほどの勢いだった。
ギクシャクと腰を弾ませ、まるで挑みかかるように不自由な上体をねじって、
私の方に倒れこんできたのだから。
そして、謀ったかのようにそのタイミングで、
「だから、もう少しハンデ上げようかしら。例えば――」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ッッッ!!!!」
めじ、っと。
したたった卑猥な水音が、私の下半身からだと気づくのに、
音を立ててめり込んだのは、
物欲しげにぬらつく女の肉層に、はしたなくほころびたクレヴァスに埋まったのが、
ふと、空白になった意識のなか、
バーテンの台詞だけがうつろに響き‥‥
「――股縄も、あの子と同じように味あわせてあげないとね」
急速に、逆回転した世界が襲いかかってきた。
下半身を裂きあげる勢いでお股のヒダ深くへビチビチッと股縄が食い込まされ、
ゴリゴリした結び目のコブに、クレヴァスとアナル、
包皮の下のクリトリスを3点同時に揉み潰されてしまったことに気がついて。
充血しきった下半身が、ぷっくり左右に分断され、梳き上げられて‥‥
とろりと溶けていた下腹部を、ミッチリと股縄で裂かれてしまったのだと知って‥‥
忌まわしい衝撃に神経を灼かれ、自由を奪われたカラダが弾んでしまう。
「クッ、くふ、おぶぅッッッ!」
口から泡を吹きかけ、ガクリと腰を砕けさせたところに少女の裸身が密着してきた。
なし崩しにそそり勃った乳首を、ぐりぐりと固い革の口枷に揉み潰していく。
オッパイとオッパイをなすりつけあい、絡まりあった汗みずくの裸身に火照らされ、
刺激で腫れあがったうなじに熱い吐息を吹きかけられて‥‥
「いぁン、ひぃン‥‥‥‥ッッ」
ボールギャグの奥で浅ましい嬌声にのどを詰まらせて。
愉悦の深さに、ボタボタッと透明なしずくを床にほとばしらせて。
バーテンの手で股縄をギリギリたぐりこまれ、
深々と食い込ませて縄留めされながら、
私は自分でも気づかないうち完全に、完膚なきまでに、イッてしまっていた。
全身が性感帯になったかのよう。
ふわふわ踏みしめる足取りが、
何度もぶりかえす絶頂の余韻に弾んでよろめくのだ。
「うふふ、残念でした子猫ちゃん。お仕置き決定よ?」
「ぃお、ひぃ、ィォォ‥‥」
奴隷の少女と女性バーテンにサンドイッチにされながら、
私は立っている余力もなく、
めくるめく昂ぶりと残酷な縄に身をゆだねて
緊縛姿を震わせているほかなかった。
‥‥‥‥‥‥‥‥
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バーテンの、しなやかな指が肌の上を這いまわっていく。
縛めの緩みやほつれを直し、
ところどころ意地悪く性感帯をぴいんと爪弾きながら、
絶望のふちに沈みこんだ私の感度を楽しげにチェックしているのだ。
「怜菜、あなたも手伝いなさい」
「‥‥ンク」
いまだピクピクと絶頂の余韻に震えているオッパイに、
目隠しを解かれた少女が胸をよせてきた。
ほのかな嫌悪感を見せた私を面白がってか、逆に小ぶりの乳房を近々と
くっつけ、お互い刺激に飢えて尖ったままの乳首をツンツンとつつく。
「ん、んんぅぅ!」
いやらしい肉体の交歓に不自由なカラダがよじれ、
倒錯した快楽の波に呑まれてゆく。
逆らっても、悶えても抵抗できない、
とめどない被虐の快感が意志を薄らがせるのだ。
『お仕置き』とは何をされるのか。
セルフボンテージからの縄抜けは、
どこまで絶望的なものになっていくのだろうか。
冷や汗まみれの焦燥感さえ、ケモノじみた熱い疼きにかき消されていく。
「よし、これで完成」
「ファ‥‥ンッ、んンンン!!」
「どう? “絶対縄抜けできない”緊縛が、ご主人様のオーダーだったわよね」
背後に回ったバーテンが縄尻をキュッと引き絞る。
とたん、すべての緊縛がゆとりを失い、キリキリ肌に咬みついてきた。
柔らかな躯を握りつぶす圧倒的な網さながらに。
手首の先は鬱血してしまい、すでに感覚もない。
このまま縛られつづけたら私はどうなってしまうのだろう。
裸身が引き攣れてチリチリ痛いのに、
それさえ焦りにも似た疚しい疼きになってゆく。
血行が止まって、指先が麻痺してしまったら‥‥
二度と、自力で縄抜けできないカラダにされてしまうのか‥‥
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偶然のひとつめは、隣の課にいる課長補佐の出向人事。
ロクに仕事もできないくせにセクハラ行為をくりかえす
彼はOL全員の嫌われ者で、
その彼の出向を聞かされた私たちは意趣返しとばかり
送別会を一次で切り上げ、別で
飲みなおして鬱憤晴らしをしたのだ。
偶然のふたつめは、幸崎さんが風邪で休んでいたこと。
同じ課で合コン好きな彼女はわりとお酒に強く、
私と後輩の中野啓子が一緒になって
泥酔してもそれとなくストッパー役になってくれる。
いつものように彼女を含めた3
人組だったら、あの店には寄らなかっただろう。
偶然の三つめは、給料日直後の週末で、
二人とも開放感に満ちていたこと。
飲み会のあと、さらにはしごした記憶もあるが定かではない。
いたるところに転がる酔っぱらいにまぎれ、
中野さんも私もすっかりデキ上がっていたのだ。
だから、うちに泊まりたがってついてきた中野さんが
駅前で急に繁華街の一角に入っていったときも、
私はとくに疑問を感じなかったのだ。
「早紀さん、ここですよー」
「なにが?」
雑居ビルの4階。“hedonism”と飾り文字入りのプレートが
下がった扁平なドアの前で聞きかえすと、
ぽぅっと目をうるませて中野さんは笑った。
「彼が教えてくれたんですけど、雑誌に載っていたんですよ、ここー」
「だぁから、なにが?」
思えば、中野さんの彼氏の『性癖』を
すぐに思い出せなかった私がうかつだった。
焦れて変な口調になる私に流し目をくれ、彼女が囁く。
「女の子にオススメの、SMバーなんです」
とろけた私の脳が、言葉の意味を理解するまで一泊の間があった。
「オーナーが女性の方で、女性が入りやすいようにできてるんです。
雑誌にも載っていましたよ。ちょっとしたアバンチュール、ね、入ってみません?」
「‥‥んー、どうしたもんか」
素面なら、断っていたと思う。
いくらリアルなSMに心惹かれるとはいえ、なにかのはずみで私のSM趣味が‥‥
セルフボンテージの嗜好がバレてしまうおそれは充分にあったからだ。
「ね、早紀さんだって、興味ないわけじゃないでしょ? SMプレイ」
「な、なんでよぉ」
ムキになって反発しかけたとたん、カラダの底がじくりと疼く。
夏休み中の、あのケモノの拘束具の失敗以来、
私はセルフボンテージを中断していた。
禁止された甘い快楽の衝動が、ちろりと下をのぞかせて私を誘惑する。
ひさしく自らに禁じてきた、甘い快楽のひととき。
脳裏に浮かんだ誘惑のイメージを自制できないほど、
その日の私は酔っていたから。
今後こういう店に一人でくることはまずない。そう思ってしまったから。
だから。
「‥‥そうね。少しだけ」
「ふふ、やったぁ。早紀さんノリノリ」
「なによぉ」
少しでも素面なら状況の危うさに気づいていただろう。
初めて拘束具を送りつけられ、いやおうなくセルフボンテージに
のめりこんでいった時と状況があまりに似ていることに。
自分でコントロールできぬまま状況に流される危うさに。
それさえ思いつかず、二人で酔った顔を見合わせ、
エロ親父のような笑みを浮かべてドアを開ける。
じっさい、あの日の私はまさにマゾの本能に導かれていた。
その一歩が、初めて緊縛を裸身に施され、
調教されてしまうきっかけだったのだから。
‥‥‥‥‥‥‥‥
セルフボンテージにはまっている私自身、
SMには退廃的でいかがわしいイメージを持っている。
だからバー“hedonism”に入った私は、軽い肩すかしをくらった。
「あ、なんかオシャレ‥‥」
同じ思いなのか中野さんがつぶやく。
思いのほか狭い店内にふさわしく、内装はシックで落ちついている。
けばだつ漆喰をわざと塗りつめた壁が洞窟めいた雰囲気をかもしだし、
カウンターやブースをしきる鉄の柵は、
どこか西部劇の酒場めいた叙情にみちていた。
入口で荷物と上衣、携帯をあずけ、番号札をうけとった。
手首にまくタイプのものだ。
「あら、いらっしゃい。おふたりとも、初めて?」
「あ、はい」
低めのストゥールに腰かけると、
二人いる女性バーテンの片方が話しかけてきた。
黒光りするレザーを着こなしている。
カウンターの背後をおおう一面の鏡に、緊張ぎみの私たちの顔
とすらりと伸びた彼女の背が映りこんでいた。
「ちょうど良かったわ。今、ショーの合間なの。じき始まるから」
「ショー、ですか」
SMショーがどんなものか、
ネットの知識からおぼろなイメージばかりがわきあがる。
淫らがましい想像を追い払い、カクテルを注文しつつ慎重に聞きかえすと、
かすかに淫靡な親密さをたたえて彼女はうなずいた。
「ええ。あなたたちも、そういうのに興味アリで来たんでしょう?」
その視線に誘われ、一段高くなった奥のスペースに気づく。
磔柱や鎖がじゃらじゃら下がった舞台を想像していたが、
じっさいは椅子が一脚置かれているだけだ。
ただ、観客と舞台はあまりにも近い。
ここで誰かが、これからSMの責めを受けるのだ‥‥
とくんと、胸の下で心臓が波だつ。
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「本物のSMプレイってキレイなものよ。堪能して行ってね」
「‥‥」
返事をかえす前に、バーテンはカウンターの向こうに移動してしまった。
常連らしい男性客がしきりに彼女に話題を振っている。
出されたカクテルを舐めながら、私たちはおずおずと店内を見まわした。
いちゃつくカップルが二組、ブースの背もたれによりかかって
腕を組んでいる四人組の女性たち。
あとは、初老の男性がカウンターの向こうでバーテンと話している。
私も中野さんも、帰宅時のOLらしく
あっさりしたトップスとパンツを合わせていた。
それが溶け込むぐらい他の客もノーマルな服装だ。
SMバーだからボンテージというものでもないらしい。
「わりと普通ですね。本当はちょっと怖かったんですよ」
「‥‥ん?」
なにか違和感を感じて客をもう一度観察しようと思ったとき、
中野さんがカウンターの下でぎゅっと私の手を握ってきた。
手のひらが軽く汗ばんでいる。
「私をダシに使ったでしょ」
睨んでやると、彼女はちろりと舌を出した。
「ご明察。でも、本当は早紀さん、
SMに興味あるだろうって前から思ってたんです」
「え、どうして」
酔いのせいか舌がもつれ、口ごもった。
焦りながら何かを反論しかける。その時、照明がすっと暗くなった。
柔らかなスポットのあたる舞台には一人。
さっきの年配の女性バーテンだ。細いムチ
を手にした姿は、バーテンの時と一転して
艶やかな威圧感をにじませるドミナだった。
ちらりと、その怜悧な瞳と視線がからむ。
「わぁ‥‥」
中野さんが興奮した声を上げる横で、
気づかれないよう生唾を飲みくだす。
舞台には彼女一人きりだ。彼女がご主人さま役らしい。
だとしたら奴隷はどこ‥‥?
次の瞬間、私はギョッとした。
彼女がこちらを手招きし、ついで舞台から降りて歩いてきたのだ。
ま、まさか私たちが?
思わず身を引く私たちの横をすり抜け、
彼女は優雅な足取りで背後のブースに向かう。
そして。
「どう? 本気で縄打たれちゃった感想は‥‥子猫ちゃん」
奴隷をあやす口調で話しかけ、
女性客の一人をくいっと立たせて外に引き出したのだ。
そう、 後ろ手の、縄尻を、つかんで・・・・・・・・・・・・・。
‥‥‥‥‥‥‥‥
目を見張ったまま、声も出せずに私たち二人は見入っていた。
どうみても大学生くらいにしか見えないその若い子は、
整った顔を深々とうつむけ、
半開きの唇から乱れた呼吸をもらしている。
ぴちっと曲線を強調するデニムジーンズ
が似合う彼女は、さっきから両手を背中に組み、浅く腰かけていた。
‥‥ジャケットに袖を通さず、わざわざ肩から羽織って。
それが違和感の原因だった。暖かな室内で上衣を預けず、
なぜ肩に羽織っていたのか。
彼女は、自分の意志で羽織っていたのではない。
腕を通すことができないように、
後ろ手に縛られていたのだ。・・・・・・・・・。
おそらく、上半身の縄目を隠すためと、より羞恥心をあおるために。
「‥‥」
「うふふ、暑くもないのにトップスが汗で肌に張りついちゃってるわ」
立ち上がらせた若い子に視線が集中したのを見てとって、
バーテンが服を直すふりをしながら胸元に走る縄をくっと引く。
とたんに彼女はイヤイヤとかぶりをふり、上半身をひくりとすくませた。
そして‥‥私たちは、聞いてしまったのだ。
ギシ、とも、ギチチッともつかぬ、狂おしい麻縄のきしむ音を。
ほとんど皆が息をのんで、この予想外のやりとりを見つめていたのだろう。
縄鳴りの軋みは湖面に広がる波紋のように、
店内のすみずみまで響いた。
「‥‥!!」
気づいたとき、私は口を手で覆っていた。
熱を帯びた肌がちりちりむず痒く、意識がカラダに追いついていかない。
急速なほてりが体の芯からわいてくる。
な、なんだ‥‥なんだろう、これは。
釘付けになる視線の先は
、はだけられたジャケットの前からチラチラのぞく二本の縄。
女の子の縛めは、トップスにくっきりシワを寄せ、
オッパイのラインが持つつややかな丸みをあらわにしてしまっていた。
「早紀さん‥‥」
低く囁かれ、さらにギョッとして凍りついてしまう。
頬ばかりが熱をおび、中野さん
と目を合わせられない。不自然に彼女に横顔を向けたまま、
中野さんの声にこもった火照りが、酔った私をますます混乱させていた。
なんて‥‥いやらしい。
なんて‥‥なんて、エッチで、気持ちよさげなんだろう‥‥
そのときの私は、心の中にわきあがった狂おしい渇きを
押さえこむのに精一杯だった。
心細げな中野さんの声が、さらに私の動揺を誘う。
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「さ、舞台に行くわよ、子猫ちゃん」
「‥‥」
黙ったままコクンと頷く若い子を文字通り引っ立て、
女性バーテンはゆっくり舞台へ戻っていく。
わきを通りしな、ちらっと愉快そうな瞳が私を射て、それがひどく私を
うろたえさせ、苛立たしい気分にかりたてた。
落ちつかないのに座っているしかない。そのクセ舞台に目を奪われてしまう‥‥
奴隷をあやすバーテンの声は低くビターな響きをたたえていた。
「‥‥エッチな子ね」
「感じてたの?」
「縄をきしませて、イイのよね、それ。分かるわ」
「そのカラダじゃ抵抗できないものね。私の好きにできるのよ、子猫ちゃん」
舞台から人に話しかける音量ではない。
奴隷と女王様が親密に囁きあう睦みごと。そのくらいの声なのに、鋭くなった聴覚が
二人の会話を、いや、バーテンの言葉嬲りをすべて拾いだしてしまうのだ。
ひとこと、ひとことがいたたまれない。
人前で辱められるみじめさ、
それ以上に全身を這いまわるなまなましい縄目の衝撃、
そして凝視する灼けるような視線の数々。
違う。私は彼女じゃないのに。
なんで、こんなに見入ってしまっているのだろう。
彼女が辱められるたび、ズキズキとカラダの芯が切なく疼いてしまうのだろう。
「さ、いやらしい緊縛ぶりをじっくり眺めてもらうわ。嬉しいわね?」
「あ‥‥ま、待っ‥‥」
ジャケットをはぎとったバーテンは、
ぎくりと跳ねた女の子の腰を押さえ、後ろ手の
手首をつかんでずいと押しだした。自然と縛られた子は背をそらし、オッパイを見せ
つけるような格好になってしまう。後ろ手に縛られているので、背を丸めるのがむず
かしいのだ。
「胸、張っちゃって。そんなにみてもらいたいの。充血してるものね」
うつむいたままの子は小さく、うン、とか、あぁ、とか
呻くぐらいがやっとらしい。
服を着たままで、胸の上下と両腕に二本ずつ縄が食い込んでいるだけなのに‥‥
それは、たとえようもなくエロティックなのだ。
おぼつかない足取りの彼女の縄尻を、
バーテンが天井を走るバーの一つに結んで爪先
だちにする。こつこつと響くローヒールは
快感のバロメーターであるかのようだ。
「力を抜くと宙づりになってつらいわよ。いいわね」
「‥‥」
そういうと、バーテンは彼女の背後に回りこみ、
柔らかく全身に指を這わせだした。
揉みしだいたり、意図的に感じさせる風ではない。
むしろ、ソフトに焦らす動きだ。
感じさせるところ、熱のこもったところ、
ギュッと縄に締めつけられて跳ねるところ
‥‥欲しい刺激からは意図的にずらしつつ、
バーテンの手はしかし女の子のカラダをじんわりと責めたてていく。
「ンッ‥‥」
じきに、彼女は口から熱い喘ぎをこぼしだした。
それでも懸命に歯を食いしばる。
足に力が入り、ひく、ひくんと背が反り返るのを見ながら、
バーテンは彼女の耳もとでそっと囁きかけている。
吐息とともに何を吹き込まれているのか、そのたび、
彼女の表情が悩ましくゆがみ、眉がひそめられるのだ。
「いいのよ‥‥身をまかせて」
そんな言葉が聞こえたような気がする。
そうして‥‥
長く、濃密な愛撫の果て、不意に女の子が激しく震えた。
一度きり、大きく全身を逆海老につっぱらせて、
白く無防備なのどをさらけだし‥‥
「‥‥っく」
鳥肌立つような快楽の吐息を最後に、その身ががくりと脱力して吊り下がった。
後ろ手の縄尻に支えられ、バーテンの胸に顔をうずめるようにして‥‥
すうっと明かりが元に戻り、私は大きく息を吐いた。
カウンターの下で膝がかたかた揺れている。緊張と、
どうしようもない負荷のせいで貧乏ゆすりが止まらないのだ。
「み、見入っちゃいましたよ、私‥‥」
「‥‥うん」
中野さんに肩を触られ、ビクッとカラダが震えかけた。
われを忘れてしまうほどの濃密な体験。
まるで、あの女の子と一緒になって、
私までがSMを体験してしまったかのように。
ネットや雑誌を通してSMの知識は知っていたし、
人より詳しいと自信も持っていた。
けれど、イメージと現実がいかに違うものか、
いかにリアルなショーがインパクトを
持っているのか、私は思い知らされたのだ。
縄を解かれぬまま、女の子がふらふらとブースに戻っていく。
その息づかいを背中で
意識しつつ、私は強いてカクテルに目を向けていた。
傾いた心のギアをニュートラルに戻そうとでもいうかのように。
しばらくして、バーテンがこっちに戻ってきた。
心なしか嬉しげだ。
私たちの反応をうかがいながらニコリとほほえむ。
「どう? こういうの、気に入った?」
「‥‥」
黙ったまま、私たちは小さくうなずく。
ショーの間、時折こちらを射るように走るバーテンの視線が
私を動揺させてはいたが、
たしかにショーは魅惑的で、裸も見せないのに充分いやらしかった。
ひりつく喉にカクテルの残りを流しこみ、
身のうちに溜まった熱気を冷やそうとする。
ひんやりした感触とうらはらに、
酔いが鈍く神経をむしばんでくるようだ。
ゾクッとおなじみの痺れをおぼえ、両手でカラダを抱いた。
不思議な‥‥気分だ。
からからにひりつく衝動が、胸元のすぐそこまで迫り上がってきている。
人前で辱められ、嬲られ、それすら快楽にすり変えられる奴隷のうらやましさ。
私も、あんな風にしてもらえたら‥‥
縛り上げられ、内にひめたマゾの悦びをむさぼれたなら‥‥
常日頃、人前では見せないように押さえつけた衝動が、
今にも喉もとから湧きあがりそうなのだ。
理性と誘惑の綱渡り。その危うささえ私は楽しんでしまっていた。
「さて。さっきはショーの寸前で、忙しかったから言えずにいたんだけどね」
口を開いたバーテンに、私たちは顔を向ける。
そして、凍りついた。
「あなたたちのどちらか、あんな風に縛らせてもらうわ。どっちにするか決めて」
どちらかが縛られないといけない‥‥って、まさか!?
不覚にも、ギクリとした私は腰を浮かせかけていた。
中野さんと肘がぶつかり、2人して小兎のようにおびえてしまう。
「あら」
私たちのうろたえぶりに、女性バーテンは目をみはった。
意外に年なのか、目尻には小さなシワが刻まれていた。
「別にムリヤリ何かするつもりはないわ。さっきの子たちだって、ほら」
うながされるまま、さっき舞台に出た女の子のいるブースに目を走らせ‥‥
あやうく私はあっと声をあげかけていた。
あの子だけだと思っていたマゾヒスティックな緊縛が、
全員の身に施されていたのだ。
キッチリ後ろ手に折りたたまれ、
あるいは気をつけの姿勢で太ももと手首を革枷でつ
ながれ、拘束具や高手小手に食い込む縄目に彩られて‥‥
セルフボンテージの経験があるからこそ分かる。
4人とも決して自力では抜け出せぬ完璧な拘束を施されていた。
恥ずかしげに身をよじる4つの緊縛姿はあまりに扇情的
で、呟きかけた台詞は掠れ、喉がゴクリとなった。
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「う、ウソ‥‥」
「別にさっきの子も、むりやり私が舞台に連れだしたわけじゃないわ。
ちゃんと彼女の承諾を得て、彼女の希望にしたがって
軽いSMプレイを体験してもらっただけ」
そんな‥‥
わざわざ自分からさらし者に‥‥?
もうワケが分からなかった。動悸が乱れ、床がかしいでいるような気分だ。
彼女たちは本当に自分から縛られたがったのか。
バーテンがウソをついていて、私たちもこのまま騙され、
縛られてしまうのだろうか。
さからう私自身の手が背中にねじられ、
縄に括られて、抜け出せなくなっていく‥‥
先走った妄想に、意味もなく自分の手をきゅっとつかんでしまう。
「もしかして、うちのサービスを知らずに来たの? わりと有名なはずだけど」
「え?」
「睨まなくても大丈夫。つまり、縛られた女の子はチャージ料がただ、
グループ全員が縛られた場合さらにワンドリンク無料。
SMを気軽に体験できるサービスなのよ。
雑誌にも載っているわ」
はっと上げた顔がよほどこわばっていたのか、
女性バーテンは苦笑した。その言葉が、
パニックで真っ白だった頭にしみとおっていった。
‥‥そういうことか。
つまり、誰かさんの事前調査・説明不足。
一瞬の気まずい間をへて、私は横に座る中野さんをジロリと見つめた。
「わ。は、あはは、イヤだな早紀さん、カオ怖っ」
「怖いじゃないでしょー!!」
抑圧されていた緊張と恐怖がどっと吐きだされ、
思わず声を高くしてなじってしまう。
黙っていたバーテンは、やがて微笑とともに割って入った。
「で、どうするの? 二人とも‥‥する?」
「‥‥」
「見たでしょ? 私の縄さばきはプロの、本格的なSMの縛りだから。
気持ち良くしてあげるわ。初心者でも、上級者でも」
嫣然たる笑み。
ふたたび、ドクンと大きく鼓動が弾むのを私は感じていた。
一気にまわってきた酔いと興奮とが、甘やかな誘惑を加速していく。
初めての緊縛を体験できる機会が、すぐ目の前にあるのだ。
なによりあの子がショーに志願していたことが、
疑いない事実を明らかにしていた。
他人に見られる羞恥心を上わまるほど、
視線さえ忘れて本気でイッてしまうほど‥‥
バーテンの緊縛は気持ちイイものなのだ。
カウンターの下で、中野さんがぎゅっと私の手を握ってくる。
まるで二人が恋人かなにかのように、
甘くうるんだ瞳で、私の同意を待つかのように。
ちろりと、バーテンの唇から舌がのぞいたように思えた。
‥‥‥‥‥‥‥‥
カウンターを離れ、さりげないバーテンの誘導でSMバーの奥へと向かう。
壁ぎわに拘束具がおかれた一角もあり、
吊り下がる手錠や革の首枷に震える指で触れたりした。
ドキドキと恥ずかしいぐらい胸が高鳴っている。
従業員ドアの脇の小部屋に入ると、
そこはさっきのステージの裏手らしかった。部屋
のあちこちにビザールな衣装やメイク道具、SMの器具が積まれている。
「縛られる過程は、人目に見られないほうがいいでしょう?」
「ひゃっ」
おそるおそる革の衣装をつまんでいた私は、
別室から入ってきたバーテンに声をかけ
られて飛び上がった。中野さんが代わりに応対する。
「でもなんか、妖しいお店ですね。本当の意味で」
「あら失礼な。SMを身近に感じてもらうためにバーを始めたようなものだから」
「どういう意味です?」
「私は昔SM嬢やっていたのよ。風俗でも、プライベートでも」
驚きと納得の色を同時に浮かべた私たちに目をやり、バーテンは首をかしげた。
「それで、決めたのかしら」
「‥‥はい」
中野さんと私、どちらが縛られるか。
ドクンとひときわ跳ね上がる心臓を押さえ、中野さんに流し目を向ける。
話の流れから言えば、
彼氏とのSM経験のある中野さんが縛られるのが自然だった。
なのに、なぜか理不尽に感じてしまう。恥ずかしくて志願できないのに、
物欲しげにバーテンの声がかかるのを待ち焦がれている自分がいるのだ。
本当は、私だって‥‥
「わ、私‥‥ですかぁ? ですよねぇ。やっぱり、誘ったの私ですし」
うぅぅと哀しげに呟きつつ、
中野さんはしっかり快楽に期待して耳たぶを染めていた。
おずおずと進みでたきゃしゃな体をさっとバーテンが捉え、
あっという間にその手を背中にねじりあげる。
「キャッ」
「あら。やっぱりあなた経験者ね。じゃ遠慮はしないわよ」
後ろ手に手首を組まされて従順に首を垂れた中野さんの仕草から悟ったのだろう。
手にした二つ折りの紺のロープが、
するすると彼女の手首を絡めとった。たちまち手首を
縛りあげ、二の腕をくびれさせて胸の上下にきりきり絡みついていく。
「ンッ」
中野さんの瞳がすうと細まる。
まぎれもない愉悦の光がその奥で踊っていた。
会社の誰もが知らない、欲情にとろけた彼女の顔つき。
切なさと、被虐のうるみと、自由を奪われる悦びが、
彼女の躯をなまめかしくオンナの肉づきに変えていく。
それは目で見てとれるほどの、あまりに鮮やかな変化だった。
ギシ、ギシッと音を立てて、
中野さんの体を鮮やかな紺の縄が彩っていく。
トップスの上から縛めが這い回るたび、彼女の躯は跳ねた。
ときおり喉を鳴らし、食い込んだ縄のキツさを悦ぶかのように腰を弾ませて。
パンツの股下を裂くかのように、縦に股縄さえも通されて。
「ふふ、あなたのご主人様、
縄はそんな上手じゃないのね。私のと、どちらが好き?」
「ふ、ふぅぅ‥‥こっちの方が、ずっと‥‥ンァァ」
いたたまれない。
立っている手の置きどころがなく、
無意味に腕を組んだり服のシワをつまんでしまう。
本気で‥‥この子、私がいることさえ忘れるほど、本気で感じちゃっている。
よがりかけて、喘いでいるんだ。
愛撫されるわけでもなく縛られるだけなのに、そんなに違うもの‥‥?
「違うわよ」
「‥‥!!」
バーテンのまなざしが、いつのまにか私をからめとっていた。
「女の子のカラダは繊細なの。本当にきちんと縛ってあげれば、
Mッ気のある子ならそれだけでイッてしまったりするのよ‥‥彼女のようにね」
中野さんの縄尻をつっと絞ると、
高手小手に彼女を括った全身の縄がギシリと鳴った。
股縄のコブが、しわのよった下半身の奥にいやらしくうずまっている。
ピィン、と指で縄の根元を弾く。
「んぁ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ッッッッッ!」
声なきアクメの嬌声。
見る者の目にそれはそう映った。
息を詰まらせ、吐息の塊をはきだす中野さんが大きく足をもつれさせる。
バーテンが縄尻をつかんでぐっと支えると、
再び縄に感じさせられたのか中野さんは目をとろん
と溶かしてむせぶように呼吸を弾ませた。
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「‥‥こんな感じよ。幸せよね、縄だけでイカされちゃうのって」
「ふぁ、はぁい」
ぼんやりうつろに彼女が答える。意識は明らかに、
揺り戻す快楽をむさぼっていた。
両手で自分のカラダを抱く。
‥‥こんな風にされたい。本気で、今すぐに。
かって感じたことのない強烈な欲求に耐えた。
このバーテンは鋭すぎる。
中野さんの前でこの人に縛られたら、
きっとセルフボンテージの性癖から何からすべて知られてしまうに違いない。
けれど身のうちからこみあげる感触は深く、
ともすれば感じるところに指が伸びてしまいそうなのだ。
クタクタっと力の抜けた中野さんを手の中であやしながらバーテンが続けた。
「で、どうするの?」
「‥‥」
「せっかくだから、縛ってあげるわよ。あなたも。こっちにおいでなさい」
ドクン、と大きく心臓が弾む。
縛ってあげる‥‥その言葉の、なんと魅惑的な甘美なことか。
「あ、イイです、私は、そのぉ」
瞬間的に拒絶をしてしまい、直後に後悔した。
本当にそれでいいのか。何のためにバーテンの申し出を了承したのか。
そう、ほんのちょっとだけ、体験したりできないだろうか。
バーテンは答えず、探るような私の瞳を見つめ返す。
鋭すぎるドミナのまなざしで。
「あ。あのぉ」
息詰まるような沈黙に耐えられなくなり、
私は意味もなく口を開いていた。
「や、その、えっと‥‥そういえば、
バーの名前の"HEDNISM"ってどんな意味です?」
「快楽主義者」
中野さんの縄尻をキュキュッとしごきながら、
バーテンは、片頬だけで笑みを作った。
「私たちに・・・・、ぴったりでしょ?」
「わ、分からないですけど」
共犯者めいた笑みに、心がぐらぐらと動く。本性を悟られたくない。
なのに、私の中にいるマゾの部分はいじめてもらいたがっている。
相反する二つの気持ちが、激しく葛藤しているのだ。
「いいのよ。SMに興味が無ければうちには来ないでしょう?
せっかくのひとときぐらい、アバンチュールを楽しんでもらいたいの。ね」
「本当に、それだけ、ですね」
慎重に言葉を選んで投げかけた。
「ん?」
「ただ縛るだけですよね? 余計なコトや、それ以上は、何も、言わないですね」
「‥‥」
今度、探るような目をしたのはバーテンだった。
ややあって、言う。
「いいわ。何も言わない。何もしない。縛るだけ。今みたいなこともしない」
コクリと頷き、私はおじけづく膝に力を入れて歩み寄った。
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「レイプ・調教」DQN怖かったなあ・・・②
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ちなみにDQNそのころ175~180近くあったんじゃないか。
彼女は140~145位だからマジ子供と大人だよな。
DQNは腹くらいの所に彼女の尻があって、それでもDQNの顔が彼女の顔に隠れないくらい。
で、上からおい!つってはスカート捲らせようとしてる訳だ。
そのうちに彼女はそろそろとスカートを上に上げようとするんだけど
直ぐに下に降ろしちゃうってのを繰り返した。
DQNがその度に
「5!、4!、3!、2!、1!」
とか言うんだけど1の時にちょっと上げてで、下げちゃう。
その度に側近が
「見えない!見えないって!」
とか
「ちょっと見えた??」
とか言ってる。
そのうちにDQNが焦れて
「おまえ、次上げなかったら罰ゲームな!5、4、3、2、1!」
とか言い出してその時は彼女も上げようとちょっと手を上げるんだけど
もちろん見えるところまでは上がらない。
で、罰ゲーム!つって3回くらいやった所でDQNが切れた。
「むかつくな!おい!」
つって膝の裏に当ててた手を徐々に下のほうに降ろしてった。
下っつうか太股の方か。
その瞬間それまで何も言わなかった彼女が
「やっ」
つって動いたけど動けるはずもなし。
「はい、罰ゲーム!」
つってどんどん手を下にしていく。
最終的には重いつって彼女を机の上に座らせて両脇からマンコのあたりに手をやってった。
彼女はもう首を折ってスカート抑えるだけで精一杯になっててDQNが
罰ゲーム言いながら触ってる感じ。
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そのうちに彼女が
「あっやっあっやだっ」
って言い出して瞬間DQNが
「あれ?白田濡れてね?」
とか言い出した。
で、側近が
「DQNさんーどこ触ってんの?」
で、騒ぎ出す。
「アナルだってアナル。」
「アナル濡れねえって!」
で盛り上がるDQNと側近。
そしたらDQNもなんかやたらと大胆に動き出した。
前から見るとDQNの手がもこもこ彼女のスカートの下で動いてるだけなんだけど
それに合わせて彼女が動いてそれを皆ではやすって感じになった。
最初のうちは
「やっやぁっやっやぁっっ」
って言ってるだけだったけど
そのうちに彼女が
「んっやっあっやっやだっ!」
って感じになってその声に彼女は焦った感じでDQNの手を払った。
で、DQNが
「罰ゲーム、白田パンツ脱げよな。」
つって
彼女が
「ヤダッ!」
って今度は何度もその繰り返しになった。
もうそのころになると俺らもフル勃起状態だから成り行きを見守るだけ。
何回も繰り返してるうちにDQNが又スカートの下から手を入れて
もこもこしはじめた。
今度はかなり大胆にやってるみたいで座ってる彼女が
「ヤダヤダヤダヤダ」って言いながら一生懸命手を払おうとするんだけど払えない。
で、DQNは笑いながら
「おい、パンツ脱がせ!脱がせ!」
とか言ってる。
そうすると側近も調子乗って
スカートの中に手を入れだしてその度に彼女が
「ヤダッヤダっ」
って言いながら首を振ってた。
俺らは手なんて出せんがそのうちに
彼女は机の上に体育座りの足を広げさせられた格好でスカートを一生懸命押さえていて
DQNと側近がその彼女を前後にはさむみたいにして
前後から4本の手がスカートの中に入ってる感じになった。
DQNが彼女の尻を持ち上げるみたいにしてで、側近がゆっくり脱がしてる感じ。
彼女がスカートを押さえてるからそれがもこもことスカートの中で動いてた。
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で、側近がゆっくり脱がすその度にDQNが
「ばっかオメーはやくぬがせよ!はーやーく」
とか言ってて側近が
「まだ、もーちょい、もーちょい」
って感じで彼女の腰の辺りで手を動かしてる。
で、そのうちDQNが
「あ、お前どこ触ってんだよ。馬鹿俺が触ってんだろ!おい!」
とか言いだして彼女の腰の周りで2人がかりで手を動かしだした。
DQNが右手を上下させるように動かすと
側近が
「あーすげーDQNさんくちゅくちゅさせてるし!」
「馬鹿お前の手があたんだよ!」
とか言いながら3分くらい動かしてた。
彼女はスカート抑えてないとパンツ取られるからかずっとスカート押さえてたけど
DQNが手を上下に動かしだすとそれから徐々に声は出ないんだけど
こえ出すみたいに口を開けては飲み込むみたいに口を閉じて
それで、後ろからは手を離せってDQNに言われ続けてたから最後には
「もうっ!ヤッ!ヤダッ!あっ!」
みたいに言った後手を離して、で、側近がパンツをバッて脱がした。
その後もDQNはしばらく触り続けてた。
その時はクリじゃなくて指入れてたと思う。
彼女が弱弱しく
「ちょ、痛っやっ」
とか言っててDQNが「いーから。足閉じんな。」とか言ってた。
で、DQNが満足するまで10分くらい触った後、彼女は机から降りて立たされた。
DQNは指を皆に見せながら
「濡れてんだろ?ほら」
とか超得意げに言いながら彼女に
「おい!白田謝れって。さっきったとうりに詫びいれろよ!おい!」
とか脅しだした。
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最終的には彼女はDQNと側近の前に立たされて
スカートを胸まで捲り上げながら
「ごめんなさい。」
って何回も謝らされた。
あんま毛は生えてなくて、何回もスカート下ろしそうになるたびに
DQNに手持たれて結局10回ぐらい謝らされた。
で、DQNが
「よし、もう行っていいぞ!」
って偉そうに言って彼女は解放された。
その後側近が何か言ってたけどDQNは
「いーからいーんだよばーか!」
とか言ってから濡れてたとか女の濡らし方とか色々と喋ってた。
彼女は誰にも言わないことにしたらしく、
その後も塾であったけどお互い知らない振りしてた。
彼氏とも続いたみたいだけど一回だけその彼氏が俺に
「なあ、DQNって知ってる?」
って真っ青な顔で聞いてきたのを覚えてる。
ちなみにその後、
DQNは彼女にフェラ事件とか起こしてるが
そっちは俺も良くは見てない、しどんな事が起こってたのか知らん。
まあ彼女は高校行って大学でて今じゃ良い所に勤めてるって聞いたし。
そんな感じ。DQN怖かったなあ。
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「レイプ・調教」DQN怖かったなあ・・・①
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俺の通ってた中学ってのはあんまり悪いのはいなかったんだけど
DQN一人とその側近が異常に悪かった。
どんくらい悪いかというとだ。
その後、高校には行かず地元の暴走族へ進学。
そして19の時にラーメン屋で出てくるのが遅かったという理由で
(意味がわからない。)
ラーメン屋の店主を拉致監禁、そして逮捕。
現在右翼構成員。そんな所だ。
今会ったって怖いが、中学のころなんかは体のでかさがマジ倍位あったから
恐怖の対象だった。
普通ヤンキーつったらもてたりもするが、
DQNは本気で嫌われてた。
まあでも嫌いって態度を示すやつはいなかったけど。
当時から気に入らないつって授業時間中に他の学校乗り込んだりしてたし。
俺は喧嘩弱かったけど絵が上手かったから
色んなものにペイントとかしてやったりして
DQN集団とはある程度距離は近かった(友達じゃないけど)。
いやでも怖かった。
中学位だと殴るとさ、痛い!ってくらいだけど
そいつが殴ると悶える位痛いんだよ。
マジ息ができないくらい。腕ちょっと殴られただけでも。
だからヤンキーみたいなの何グループかいたけど別格だった。
で、まあその日俺は部活行こう位の感じで部活に行こうと歩いてたんだが
そしたらサッカー部の部室の前でDQNの側近と会ったのよ。
(サッカー部で空手やってる。将来DQNと共に拉致して逮捕w)
その前ペイント頼んでたの(ヘルメット)どう?とか聞かれて
ああ、来週には渡せるかなとか会話してたら
部室の中からなんか女の声が聞こえるのな。
それもなんか切羽詰った感じの。
どしたの?とか側近Aに聞くと、
「あ?内緒」とか言うわけだ。
俺はそこであ、DQNが彼女でも連れこんでんのかなとか思ったんだが
それにしちゃ異常な空気だから重ねて聞いたのよ。
「なあなあ、教えろよ。」みたいな。
何回か聞いてたらそいつも言いたかったんだろうけど
「しょうがねえな。」とか言って側近が部室のドアを開けたのよ。
そしたら、中に結構人がいて、
いたやつらが目茶目茶ビビッタのよ。
「うお!」
みたいにばっ!って振り向いて俺の顔見て
何だよ馬鹿!みたいな感じで焦ってて
俺、最初は部室の中暗くて見えなかったのよ。
で、皆にこずかれたりしながら部室の中見たら
DQNが女の子をおしっこさせられるみたいに両足抱え上げて窓際に立ってた。
DQN体でかいから女の子なんかかるくひょいって持ち上げられてんのよ。
[18禁]女性でも安心してオトナの出会いが楽しめるところって?
で、その子をみてまた俺はビビッタわけだ。
同級生だったから。ってのと知ってる子だったから。
クラスは違ったけど、塾が一緒だったので。
今風に言えば宮崎あおいみたいななんとなく賢そうだが
結構明るくて人気のある子で
で、ここが重要なんだがその子の彼氏と俺は友達ってのもあった。
彼氏は違う中学だったが塾で知り合って俺とは仲が良かった奴だった。
だからばっと見た瞬間ヤバイ!と思った。
彼女は俺が入った事に気がついたみたいだったが、
それより一生懸命スカートを下に抑え付けるのに一生懸命だった。
ええと、彼女の名前は美穂子としよう。仮に。仮に。やばいかもしれんが。
美穂子は完全になんていうか、膝の下を持ち上げられた格好で、
片手を下から、もう片手を上から
一生懸命スカートを押さえて顔は真っ赤にして下を向いてた。
DQNが
「なんだよ、○○かよ。ドア閉めろよ。おい、もう人呼ぶんじゃねえぞ。」
とかいって俺の後ろでドアは閉められた。
で、やべーな。と思った。
もう逃げられないし。帰るとは絶対いえないし、相手は塾の友達の彼女。
でもやめろなんて選択肢にあるような状況じゃねえし。
なんか俺が来て白けた空気を取り戻すためにか知らんが
DQNが
「おい、白田!(彼女の苗字)スカート捲れって!
そしたら終わりだつってんだろ?どんどん人来るぞお前!」
とか言ってるわけだ。
俺は俺で隣の奴になに?どしたの?とか聞くと
側近B(サッカー部、将来は見事高校に合格してDQNとは手を切る)
が何かをチクられたとかなんだとか。
良くわからないらしいが、とにかくBがDQNにチクって
DQNが意味もわからず切れたらしい。と。
そうしてるうちにもDQNがずっと、
「ほら、スカート捲れって!あ?」
とか言って彼女を揺すってて、皆はまあ、釘付けになってるわけだ。
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はっきり言うと俺も見てた。
すげえやらしかったからな。
彼女は真っ赤になって首を振ってて、
一生懸命チェックの制服のスカート部分を押さえてて
そういう格好だから背中は完全にDQNに任せた感じで
DQNは彼女と頬と頬を合わせるみたいにして
「ほら、白田スカート捲れよ。」
とか言いながらおい!おい!とか言って
抱えた膝をぐいぐい開こうとしたり、上下に揺さぶったりしてた。
上下に揺れる度に側近が
「おお↑?おお↑?おお↑?おおーーー↓」
みたいな感じで部屋にため息が漏れるような感じ。
格好もなんていうか、お尻のほうに手を回して下から押さえてるのが
なんかDQNのちんこ触ってるみたいになってるし
上から押さえてるので胸の形がなんとなく見えるしで。
そんなことしてるうちにDQNが
「おい、白田!マジ上も皆に見せるぞ?コラ。
やだったらごめんなさいってBに謝ってスカート捲れ。
スカート捲るだけで良いって言ってんだろ?マジ上も皆に見せるぞ?」
で、側近C(帰宅部 高校をドロップアウト後現在Hの車の修理やってる)が
「やばい、白田のおっぱいやばい。見てえ!マジ見てえ!」
とか言いはじめて
「皆!見たいよな?おっぱい行こうぜ!」
で、DQNをおもっきり持ち上げまくり。
DQNもDQNで、
「じゃあ、胸行くか。白田ボタン外せ。そしたらスカート捲らなくていいから。」
とか言い始めてる。
彼女はそれ聞いて又何回か頭振った後、
「・・・もう!判った!判ったから!」
って言った。
DQNはよし!みたいな顔をして
「何がわかったんだよ。白田?」
とか言ってる。
彼女はで、
「捲れば良いんでしょ?上はやだ!」
って言った。
その瞬間静まり返る部室。
なんていうか、からかう感じでほんとにそうなるって感じじゃなかったんだよ。
DQNはともかく俺的には。
多分そういう事した事あるDQNと側近以外は全員。
で、ちょっとしーんてなった部室で、
何かもういいよって誰か言うんかなって思ったんだけど
その誰かなんか言うかなって瞬間にDQNが彼女を抱えたままで
「ほら、何抑えてんだよ。」
ってもう一回彼女を大きく持ち上げた。
いくらDQNがでかいつっても重みで彼女だんだん落ちてくるからな。
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その瞬間彼女が
「きゃ」
つってスカートをぎゅって強く抑え付けた。
「おい!やるつったろ?おい、やるつったよな。C?」
「やるって言いましたよ。」
「ほら!白田!捲れって!」
で、側近がまくれ!まくれ!言いまくり。
俺らもなんとなく参加させられてまくれ。まくれ。って感じに盛り上げ。
そのうちに彼女が諦めたのか、
徐々に後ろから抑えてた手を離そうとするのな。
でも離せないで、離そうとしては、ギュって押さえるのを繰り返してた。
そのうちに後ろの手は離したけど今度はその手を前に持ってきて
両手で上から押さえるようにした。
それがかなり図としてはエロい。
つまりDQNに後ろから抱え込まれて
大股開きで一生懸命自分のマンコあたりを押さえてる図。
で、DQNがその後ろから
「おい!そのまんま上にバッて持ち上げろよ!」
って言ってる訳だ。
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